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君たちは新くまのプーさんを見たことがあるか

こんにちは、倒です。
昨日はとても充実した一日を過ごしました。開催前からとても楽しみにしていた美術館展に行き、ウェッジウッドのカフェでアフタヌーンティーを楽しみ、その後別のフォロワーさんにサムギョプサルのお店に連れて行っていただくというスペシャルデー。
私は絵を描くのですが、たくさんの芸術作品に触れたことで、自分の絵に関して考えると共に、ベースを知っていればもっとこの作品たちを楽しむことができたのだろうかと自分の本棚の薄さを思いました。というのも、ご一緒させていただいたお二人のお話がすごく面白いんです。含蓄と話術があって、展を出てお話をしながら、あるいはお肉を食べながら、こういう人になりたい!という憧れを持ちました。

最近は開かれる美術展に行ったり、誰かに会いに行くという目的で都会に足を運ぶことが増えました。そしてそこで目に見えない良いお土産を持って帰ってくることができていて、それはとても貴重でありがたいことなのだなと感じています。
会話も映画も絵画も本も脳と脳、心と心、文化と文化の繋がりです。中には「どうして?」と怒りを覚えたり、悲しい気持ちになることもありますが、それでもやっぱり私は人間を愛そうとすることをやめられないんだと思います。
これだけでもう本文として終えたって良いくらいですが、今回はどうしても書きたいことがあります。

皆さんは、『新くまのプーさん』を見たことありますか?


・・・?

以前、ディズニー+に加入した話をさせていただきました。マーベル系のドラマを見る目的での加入だったですが、もっぱら『ドクタードリトル』や『ホーンテッドマンション』、『ロジャーラビット』などを見て楽しんでいます。いつもは無い語彙を総動員させてキザな言葉を使いながら2時間映画の感想を書き綴っているので、真面目な顔して『新くまのプーさん』を勧めようとしていることに対してひとりで面白くなっちゃってます。noteは自分の思いを綴ることで整理し、見つめる場所にしようと開設しましたが、今回はそういう回ということでどうぞよろしくお願いいたします。

この『くまのプーさん』の新シリーズ『新くまのプーさん』には、プーやティガーやピグレットなど、100エーカーのいつもの面子に加えて毎話のようにオリジナルキャラクターが出てくるのですが、それがもう一癖も二癖もある。
今回ご紹介するのはs1e6の「おそうじは大変!」という回なんですが、クリストファーロビンが部屋を掃除しないのでママに外出禁止令を出されてしまいます。いつもの仲間たちが掃除を手伝ってくれるのですが、ティガーが「出しっぱなしの物はベッドの下に入れるのが一番♪」と突然のミュージカルシーンを入れたために、間違っても掃除とは言えない結果に。一か所に集めたガラクタの上にベッドが乗っていると表現した方が正しいでしょう。それに対して我らがold bearは「ベッドの下は暗くて怖い場所じゃないかな?それに、とっても汚いし」と発言します。ド正論。
ところがこの「ベッドの下は暗くて怖くてとても汚い」という熊の小言が、今回彼らを新たな冒険へと誘うことになるのですー…。

※以下『新くまのプーさん s1e6、おそうじは大変!』本編に触れる内容を含みます。

なんなんだ「『新くまのプーさん s1e6、おそうじは大変!』本編に触れる内容を含みます」って。
こんもり積まれたガラクタがいつの間にか消えたと思ったら、ベッドの下から声がするので覗き込むと緑色の煙に包まれ、クリストファーロビンと仲間たちはベッド下の世界に迷い込んでしまいます。
ここで現れる作画揺れのある赤と緑の浮遊物が、この空間の支配者ゴミ大王の部下ホコリン。
ホコリンはゴミ大王を「偉大なるゴミ大王!クズの指導者!汚れの賢者!」と称えます。
お前ゴミ大王のこと馬鹿にしてるだろ!!
クリストファーロビンがベッドの下に放り込んだ物によってできたこの城と空間はできており、プーとピグレットを捕られたクリストファーロビンは「もうお前を喜ばせたりするもんか!今日から僕は清潔にするんだ!」と宣言。仲間たちと、クリストファーロビンのおもちゃたちと共にゴミ大王をやっつけるのでした。

この新くまのプーさんの特徴なのですが、行動範囲が広く、100エーカーの森以外の場所でもてんやわんやがあります。時には映画館に行ったり、暴走した掃除機に乗ってスーパーマーケットに突っ込んだりします。とはいえまさかクリストファーロビンの自室からベッド下のゴミ王国に行くなんて…。このお話を見て思わず自室のベッド下を覗き込んでしまったのは私だけではないはず。あるのはG対策のブラックキャップだけでしたが、今日はいつもより丁寧に掃除機を掛けました。大人目線ぶってこれだけ大ウケしておきながら、しっかり制作側の意図が伝わっていて、我ながら素直だなあと思います。
一日出かけた日の翌日は、こうして作文をしたり清潔に部屋を掃除してのんびり過ごすのが吉◎ですね。


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