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XVX ロープロファイルキーキャップ レビュー【Keychron K3 Maxのイメージチェンジ】

Keychron K3 Maxに合うブラックのキーキャップを探し、Amazonで見つけられたのがXVXキーキャップでした。

XVX ロープロファイルキーキャップの特徴

セットはほぼすべてのキーが含まれている

XVXキーキャップは118キーのセットになっていて、60%~100%キーボードまで対応しています。AltキーやEnterキーはサイズ違いも入っています。(US配列のみに対応)

セットの中にはWindows用とMac用の2種類が入っているのでどちらにも対応できるのが親切ですね。

PBT素材と文字の透過

PBT素材はABS製と比べて耐久性が高くて指紋は付きにくいです。ABS製より重量感もあって打鍵音も落ち着いた感じになります。

ダブルショットPBTで文字が透過する製品が欲しい場合にXVXは良い選択肢になります。ただ、透過率は若干弱くて暗い中でないと文字に光が入っているかはわかりにくいです。

XVX(左)と通常キーキャップの文字透過の違い

それでもPBTダブルショットでよくある非透過タイプとは全然異なる味わいを感じさせてくれますね。

RGBバックライトモデルであればライティングが一層映えます。

Keychron K3 Maxに取り付けてみる

取り付け自体は難しくなく、キーボードに付属のキーキャッププラーを使ってキーキャップを外して、XVXキーキャップに付け替えます。

ただ、Keychron K3 Maxではスペースキーなどに取り付け時の注意点があります。(後半で解説しています)

Keychron K3 Maxの詳細は私のブログで扱っています。

キー形状の違いについて

K3 Max純正品では手前側が少し高い形状をしており、キーボード自体の傾斜によってちょうど水平に近くなるように設計されています。

XVXの場合には、キーキャップ自体はほとんど傾斜が無く、キーボードに付いた傾斜がそのままキーの角度になるような形状です。

左3つがXVX・右3つが純正

これらの設計は好みの問題だと思います。XVXは表面が平坦に近くなるので指を滑らすようにタイピングするのにはスムーズになります。

Keychron K3 Maxの場合はXVXキーキャップでも全体としてキー高さはほぼ変わらなかったです。

上面の指に当たる面については純正品の方が若干広めになっていて、XVXでは横幅が少し狭めになっています。

実際に打ってみてもそれほど多きな変化はなく、XVXに変えて全体的にキートップが平坦になったために個人的には指の動きがスムーズにできるようになったと思います。

打鍵音も私の感覚ではほとんど変化していないです。(※スタビライザーがあるキーは少し加工しないと異音が鳴る場合があります)

表面は純正品の方がきめ細かい処理がされており、XVXは比較するとちょっとザラザラしています。(これは比較してでの話なので、実際はどちらもサラサラで気持ちのいい仕上がりです)

純正では印字されているFキーのメディア表示が無いのは仕方がないですね。

注意点

Keychron K3 Maxへの取り付けには多少の加工が必要

スペース・Backspace・Enterキーのスタビライザー部分がほんの少し遊びがあるため、隙間を埋める必要があります。

マスキングテープを使って隙間を狭くする

十字部分にマスキングテープで隙間を埋めることによって正常に動作するようになりました。

また、スペースキーはそのままだと若干高さが出てしまう場合があるようで、3か所ある十字部分をヤスリなどで削って高さ調整を行う必要があるかもしれません。(私は0.5mmくらい削りました)

中央の補強部分が干渉しているか思い少しカットしましたが、これは不要だったかもです。精度の問題もあるので、必要そうなら加工する感じですかね。

Capslockキーと右Shiftキーのスタビライザーはそもそも付けられませんが、多用するキーでもなくそこまで違和感もないので問題ないと思います。

取り付けできないモデルもある

Keychron K3「Max」と「Pro」はXVXキーキャップを使うことができますが「通常のK3」の場合はスペースキーなどのスタビライザー位置がずれているため、取り付けができないようです。

他のキーボードも独自の設計がされていたり(特にスタビライザーの形状)すると取り付けられないキーが発生する可能性があるので事前チェックは大切です。

ちなみにUS配列専用でスペースキーは1種類(長めのもの)なので、このあたりも良く調べてから購入されてください。

まとめ

今回のキーキャップ交換で大きく打鍵感が変化することもなく、デザインや色、文字透過などに魅力を感じられるなら十分おすすめできる製品です。

Keychronの独特な配色が無くなってしまいますが、私はオールブラックも好みなので満足できました。

価格は3,000円程度と、比較的リーズナブルですが、私の場合Keychron K3 Maxと合わせて約25,000円になっているのは気にしないことですね。

ブラックと同じ内容のホワイトモデルも発売されています。


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