Windows 10で2025年10月まで使えるパソコンを限りなく安く買う
2025年10月でWindows 10のサポートが切れるため、今後はWindows 11搭載PCを買うのが無難ではあります。
そんな中、とにかく安くパソコンを手に入れるならWindows 10の中古デスクトップPCです。
具体的にどんなスペックや機種が安いのかなどを挙げてみます。
Windows 10のPCを選ぶなら
もちろん、最新のPCでWindows 11搭載のものを買えるならそれも良いですが、Windows 10 PCならとにかく安く抑えられます。
Windows 11への対応には搭載CPUで見分けられ、第8世代Intelか第2世代Ryzen以上のCPUが必要になります。
ちなみに、Intel第8世代CPUの発売時期は2018年くらいなので、それ以降のモデルはほぼWindows 11に対応します。
Windows 11対応の中古品で3万円程度から手に入りますが、もっと圧倒的に安くパソコンを買いたい場合…
行きつくのはWindows 11非対応の中古Windows 10搭載デスクトップPCなんですね。
なぜ中古デスクトップか?
中古デスクトップPCが良い理由は、古くても意外と使えるからです。
ノートPCの場合は、筐体が小さくて冷却などにも限界があって内部のダメージがデスクトップよりも大きい場合が多いです。
また、中古ノートPCは本体そのものや、ディスプレイやキーボードなどの劣化も結構気になります。
デスクトップなら(場合によりますが)本体が多少ダメージがあっても中身はほとんど問題がないことも多いです。
また、HDDからSSDへの換装やメモリの増設などは古い機種でも比較的簡単にできて、修理もしやすいのがデスクトップです。
もちろんデスクトップではモニターやキーボード、マウスなど他の部分にお金がかかってしまいます。
しかし、周辺機器もとりあえず使える物を選べば今後も長く利用可能です。
2025年10月でWin10サポート終了持てば良い、その時にまた安いデスクトップを探せば良いじゃないという考えですね。
格安Win10の推奨スペック
とにかく安くても最低限動いてほしい(Officeなどが不自由なく使えるレベル)なら上記のようなスペックが良いです。
CPU
CPUについてはCore i3 4000番台というのが非常にたくさん出回っていて、購入しやすいというのがあります。
Core i5でも安ければもちろんアリです。大体調べていくと5000番台はとても少なく、次は6000番台(第6世代)となります。
Intelの第6世代だと性能はまあまあですが、あと2世代先(第8世代)でWindows 11に対応します。
これだと格安感が薄れるので、たくさん出回っていてそれなりに動く第4世代のIntel Core i3やi5がおすすめです。
AMDは無いのか?という話ですが、正直中古でもAMD Ryzen CPUなどはまだまだ高額ですので今回はIntel一択にしています。
メモリ
メモリは8GB以上欲しいです。ただ、4GBでも一応問題なく動くので必要に応じて買い足すのもアリです。
ちなみにIntel第4世代では「DDR3」という古めの規格のメモリが必要となるので、増設時には注意されてください。
ストレージ
ストレージはSSDが個人的には絶対なのですが、中古市場ではHDD500GBくらいが一般的です。
これもSSDを買って付け替えればいいのですが、多少面倒な作業になります。
できればSSD搭載で希望の容量のものが出ていれば、一番ですね。
OS
中古パソコンで「OSなし」となっていて安い場合がありますが、おすすめできません。
WindowsのOSだけで正規で購入すると15,000円くらいかかってしまいます。(非正規品的なものが数百円で出ていたりしますが危険)
これでは本体が安くてもOS代で結局高くつきます。逆にOS代込みで10,000円台のモデルは安すぎですよね。
機種
具体的には…
NEC Mateシリーズ
HP Prodesk 600シリーズ
DELL Optiplexシリーズ
この辺りがおすすめですね。すべてメーカー製PCで、1万円台から購入できます。
さらに詳細はわたしのブログから見ていっていただけると嬉しいです。
HP Prodeskを購入していろいろ弄ってみた記事になっています。中古デスクトップの良い買い方も紹介しています。
補足:無理やりWin11にアップデートされたPCに注意
中古でたまにWindows 11非対応なのにアップデートされているPCがあったりします。
Windows 11に対応していないのに無理やりアップデートすると、サポートがいつ切られるかわかりません。
正直いつセキュリティアップデートなどが更新停止するかわからないPCをメインでは使えないですよね。
もしも知らずにWindows 11非対応PCを買ってしまったならWindows 10にダウングレードさせる方が安全です。
この場合、しっかりバックアップをとってからWindows 10をクリーンインストールします。PC設定のカルマさんの説明がわかりやすいです。
https://pc-karuma.net/windows-10-clean-install/
他にも「買わない方がいいパソコンの特徴」をまとめた記事が私のブログにあるので参考にされてください。
Windows 10が使えなくなったら
Windows10は最長2025年10月14日までは利用を続けることができます。その後の延長サポートもありえるかもしれません。
ただ、サポート終了以降はWindows 10の利用はオフラインのみが無難になります。
また「Linax」系OSや「Chrome OS Flex」などをインストールしなおして使うこともできます。
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