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中古・整備済みWin11パソコンに気をつけて!

注意喚起的な話です。

最近「Windows 11に対応していない」はずのPCが何故かアップデートされて販売していることがあります。

それがAmazonの売れ筋パソコン(中古や整備済み品)などでも出てきて驚きます。

しかも、普通にレビューも良くてベストセラーになっていたりするので危ないな…と思い記事にしています。

Windows 11に要求されるスペック

そのような危険なPCはWindows 11のアップデート要項がわかりづらいところを突いてきている気がします。

Windows 11への対応要項は搭載CPUについて以下のものが必要になります。

・第8世代以降のIntel CPU
・第2世代以降のAMD CPU

他の項目もあるにはありますが、ほとんどは搭載CPUで見分けられます。

CPUでの見分け方

古いモデルで売られているのはIntel製がほとんどなので、Intel中心で解説します。

例えばIntelの第8世代のCPUは表記的に
「Intel Core ix 8xxx」
となり、Core i3 8100やCore i7 8700というような書き方になります。

それ以降Core ix 9xxx、10xxx、11xxxと続きます。これらは基本的に全てWindows 11に対応します。

他にも
Intel Celeron N4000番台以降
Intel Pentium G5000番台以降
が第8世代以降となっています。(例外あり)

この辺がややこしいので見分けにくくなっている部分です。

ちなみに、Intel第8世代CPUの発売時期は2018年くらいなので、それ以降のモデルはほぼWindows 11に対応します。

一部例外もあるため、詳しくはIntelの対応CPU一覧から確認されてください。

AMD製CPUの場合はこちら

正直、Amazonの激安な中古パソコンはかなりの割合で古いCPUなのにWindows 11に上げています。

「Amazon認定整備品」ですら、そのような危険なパソコンだったりするので要注意です。

無理やりアップデートされたPCの危険性

Windows 11に対応していないのに無理やりアップデートすると、サポートがいつ切られるかわかりません。

公式にも、自己責任でのアップデートを可能にしているというのがまたややこしくさせています。

「アップデートさせる方法は教えるけど、後は知りませんよ?」という感じ。

そのMicrosoftの姿勢が、今の危ないPCの大量販売に至らせている気がします。

正直いつセキュリティアップデートなどが更新停止するかわからないPCをメインでは使えないですよね。

確実にネット上の犯罪や、悪質なプログラムやハッキング行為は増加しています。

安いし、それなりにちゃんとしてるところが売ってるなら大丈夫。と安易に考えてしまうのは危険です。

大手の通販サイトですらこんな具合なので、購入者側の知識がどうしても必要になっていますね。

まとめ

繰り返しとなりますが、Windows 11非対応なのにアップデートされている中古パソコンはたくさん売られています。

CPUの記載が古かったり無かったり、発売時期が2018年よりも古いパソコンは危ないです。

今後Windows PCを購入するなら

現在、新品で購入する場合はほぼ確実にWindows 11に対応しています。

安さに惹かれて年式が古くて危ない中古パソコンを買うくらいなら、新品購入が安心です。

Windows 11非対応PCを買ってしまっていたら

もしも知らずにWindows 11非対応PCを買ってしまったならWindows 10にダウングレードさせる方が安全でしょう。

ちょっと方法はややこしいですが、可能ではあります。

この場合、しっかりバックアップをとってからWindows 10をクリーンインストールします。

PC設定のカルマさんの説明がわかりやすいです。

Windows10は最長2025年10月14日までは利用を続けることができます。

今回のような注意喚起記事が、必要な人に届くよう願っています。

他にも「買わない方がいいパソコンの特徴」をまとめた記事が私のブログにあるので参考にされてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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