土の中の栄養源!?ミミズを食べるメリットと注意点
はいどうも中の人です。
コラーゲン、ビタミン、ミネラル、良質なタンパク質…
とても魅力的な食材があります。
漢方では干したものを「地竜」と呼び、解熱剤としても使用されているという、実に魅力的な食材。
それは
ミミズ
はい。ミミズは食べられます。
ちなみにそこらへんにいるミミズを食らった猛者のことを読んだことがあります。そこらへんのミミズです。
①ミミズを一定の量捕獲する
②縦に裂いて土をこそげおとし洗う
③食う
の3ステップで食らった猛者です。
刺し身、柳川風、土を出さずうどん食い(直に生食い)
柳川はなんとかいけたみたいですが、生食いはすべて
リバース
食えたもんじゃないらしい。
理由は、生臭いというより土臭い。
まあ、ミミズって土食って生きてますもんね。
ちなみに普通の環境でのミミズさんは土食べます。
正確に言うと腐葉土的なやつ。
食いに食いまくり、フンを出しまくります。
しかもあのふにゃふにゃからは予想もつきませんが、体液をぎゅにゅっと集めて硬い棒みたいになれるらしいんですよ。それで穴をどんどん掘ってまた土をどんどん食べる。んでフンにする。
つまりあちこち動き回ることで畑の土が空気や水を含みやすくなり、かつ養分豊かになるという大したやつなんです。
なのでまあ、土臭いのは当たり前でして。でも世界各国でミミズは食べてるんですよね…
調理法がなかなか見つからなかったんですが、シチューにして食べている民族が見つかりました。加熱する、味付けするというのがポイントのようです。
そもそも最初にご紹介したように、栄養豊富なんですよミミズって。
養殖ミミズ(食用ミミズ)というものも存在してます。
ちなみにまだかなり高価なもので、いまだによく言ってる「某ハンバーガーチェーンのひき肉は正体はミミズ」というのがデマであるということがよくわかります。
牛の肉をミンチにしたほうが遥かに安上がりなんですね。
カリフォルニア州ではミミズ料理コンテストなんかも開かれているようで、まあこれは多分食用ミミズでしょうね。
ミミズのパイ、ミミズのラザニア…
いや、遠慮したい。
調べたら食用ミミズを使った料理法が出てきました。
めちゃくちゃ具体的…
サラダにミミズかぁ。まあここでもお湯で茹でるということがポイントとして挙げられているので、生食いするものではなさそうですね。
そもそも普通のミミズなんて、土の中にいる微生物や細菌をそのまま食べてしまうことに他なりません。土の中にいる有害な微生物や細菌で有名なのは破傷風菌ですね。
さっきのミミズ生食い猛者の口の中に傷などがなくて良かったです。
破傷風は怖いですから。
土の中にいるミミズは基本的に食用とは言い難い
どうしてもの場合は土を徹底的に取り除く
よく加熱して味付けする
どうせ食べるなら食用ミミズ
というあたりが正しいミミズ道ということになりそうです。
わたしですか。
どうもぐねぐね粘液系は苦手でして。エスカルゴも避けて通ってます。
ワニや蛇ならいけそうなんですけど。
カエルはギリいけると思う。
昆虫もまるごとでなければいけます。パウダーとか。
そういえば椎名誠さんのエッセイに、イソメ(なんか海にいるゴカイの子分みたいなやつ)を生食いしたときの話が載ってました。
何でもかつて暇な時に地元の漁師さんが食べていたということで、さぞかし珍味…かと思いきや
しょっぱくて渋くて食えたもんじゃねぇ
だろうね…そんな手足いっぱいあるやつわたしも無理だわ。
ただ、その本にフジツボ食べる話が出てきて、それは美味しそうでした。
あの、海辺の岩なんかにくっついてる、富士山みたいな固いやつ。アレ。
加熱は必要ですが、蟹と海老の中間の味がするそうで、高級珍味だとか。
というわけで、今日はミミズ(+イソメ)についてのお話でした。
やっぱグネグネ無理…
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