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#94 リフォーム業界の過去と未来を感じたYouTubeをご紹介

この数年、テレビよりもYouTube、
ラジオよりも音声配信といった暮らしぶり以前とかなり変わりました

その前はテレビっ子時代があり
そのもっと前は情報音痴子育て期でした

元々から自分の興味以外では情報キャッチが出来ないし、出来ても遅すぎて既にピークが終わっているといった感じでした

高校の時もイケメンの男の子がかなり騒がれていた時には全然気づきもしないで、後から「あの子カッコいい!誰?」って聞いて友達にあきれられたこともありました

流行りの服、髪型、アクセサリーにも疎くて、そのくせ、自分はこれでいいと思っているふしがありそれならそれで超イケてるという訳でもなくなんやねん・・・?って感じなんです。私って

やっぱり変わり者なんでしょうね

話はかなり飛びました💦
YouTubeを見る様になってかなり色々な事を学べるようになったのは確かです。

こんな便利なものがあるのか?と今は
テレビがつまらないとすぐにYouTubeを見る様になりました。

同じ建築業界の方のチャンネルもいくつかフォローしていてその中に松尾和也さんという、兵庫県の松尾設計室の代表の方のチャンネルがあります。

とても聡明でデータベースでお話しされるのでわかりやすく、とても勉強になります。

断熱、気密の話はほとんど彼の
チャンネルで勉強しました。

最近アップされた動画がルームツアーなんですが、松尾さんはルームツアーに対してはそれほど推奨されていなくて、
むしろこの様な情報提供には疑問を持っておられる様です。

その為か、動画ではなかなか伝わらない詳細や情報を補足するポジションで
解説されているのがわかりました。

設計者の大西憲司さんは、
レジェンドと言われるだけのことはあって、物凄いこだわりの細部の収まり、
仕様には本当に感心するばかりでした。

でも、この様な拘りのお家は
あと数年で見られなくなる、そんな技術のある職人さんも居なくなるという説明にはとても寂しい、勿体ないという感じがしました。

一方で、普通レベルのリフォーム現場では、確かに難しい要求には応えられない空気感が強くなっている状況
予算と時間が限られている以上は仕方ないのですが、お財布の許すお客様は
拘りという遊び心を職人さんに託すという事があっても良いのかもしれない、そうでなければ現場が面白くならないとも思いました。

その様な事を松尾先生もおっしゃっていて、頷きながら拝見しました。

こんな美しい建築に実際の生活が
成り立つのか?ちょっと不安そうな
奥様の様子が共感出来た一番のポイントだったのはなんとなく笑えました。

長い積み重ねの上にこの様な素晴らしい技術がある、そんな建築の世界
後継のない今の現状、お客様の思いと
現場の事情、解決しないといけない問題は色々とありますが、もう時間の余裕がないなぁと思います。

#松尾設計室
#大西憲司
#建築の未来

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