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プロセカ雑感

半年プロセカやったけどおもれ~~~かきたいことぐちゃぐちゃかくぜ

イベストの話をします。

現在最新話である「まばゆい光のステージで」まで読み終わった。先を見るのがもったいないと思うほどに読んでいて面白かった。

夢を持つ少年少女たちがバーチャルシンガー達に背中を押してもらいながら全力で生きる物語。その構造は今を生きる俺たちとなんら変わらなくて、初音ミクたちが寄り添う音楽とともに日々俺たちは生きている。プロセカのキャラと俺が違う点は日々を全力で生きてるかどうかだけだ。

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つい最近の「セカイの桜、つながる想い」では今年で15周年を迎えるらしい初音ミクが今日まで様々な形で私たちに寄り添ってきてくれたことを再認識させてくれるイベだった。これからもボカロを適当に聴いていくよ~~


ストーリーを読み漁る途中、おれはハッピーエンドが好きなんじゃなくて「ハッピーエンドを目指して生きるその過程」を見るのが好きというのかもしれないな、とふと思ったりした。

プロセカの物語は一つ一つの問題をイベストという形で丁寧に描いてくれている。そのどれもが痛く苦しくて、しかし初音ミクをはじめとした仲間が優しく寄り添い、一つの解答を導き出す。その過程で描かれる人間味を帯びまくった話がマジで共感できて面白い。つらいよな~~。プロセカは苦しみにまみれたセカイの中で必死にハッピーエンドを目指す物語だ。

ここに惹かれるのも、約束された未来や永遠がこの世に存在しないことを悟り、期待より諦念のほうが大きくなった絶望成人に俺自身がなってしまったからこそ、おれと同じ人間であるキャラたちの行く末を見守りたいというジジイ的思考からきてる気もするけど……人気ソーシャルゲームである以上おれがゲームを楽しめる間はコンテンツを投下し続けてくれるだろうという根拠のない安心感をもとにこれからもストーリーを読むのさ……だってパズドラも10周年迎えたらしいし……

「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st - Link -」を見てめちゃくちゃ泣いたんだけど、これはたぶん、キャラクターたちの成長過程をライブという一つの完成形として見れたのがものすごく嬉しかったからだと思う。

各ユニットが努力を重ね続けている証として、たしかにあの日みんながステージに立っていて。たった2時間の出来事だったけどキャラの成長を体感できたし、泣くまでには十分すぎるほどの時間だった。運動音痴だった寧々ちゃんが「potatoになっていく」ではじめて二回転してたしね……

そういう細かくて、でも確実に成長している様子をソーシャルゲームのコンテンツとしてこれからも追えるのは非常に嬉しく思う。今回はユーザーの思いとプロセカが紡いだ初めてのLinkだったわけで、プロセカが続く限りまたいろんな手段でミクたちと繋がる機会はきっとあるだろう。ユーザーの課金はこういうイベントにつながるし、メルティランドナイトメアのスモークとなって還元されるんだぜ………

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おれには明確に「推しカプです!」と言える二人はプロセカにいない。というのも全部のキャラ関係それぞれに違った尊さがあって、別に優劣をつける必要もなくみんな良いな……と思うからだ。

というどこにでもありそうな弁明はさておき、イベストを読み漁っていくごとに漠然と遥みのと司えむ、かなり良くない……?となっていたのでなんか書いとく。

・桐谷遥、花里みのり

スタートからかなり好き。エモの権化ジャン。

みのりはたった一人の少女が、世間的に言う一人前のアイドルになるまでを応援できるキャラクターとしてうまく描かれている。ガチガチのアイドルファンだったからこそ、”アイドル”である自分がファンのために何をすればいいのかをよく知っていて、アイドルを愛し、愛されるアイドルになることを本気で願っている。

「もっと、全力、不器用な愛でも誰かに届けたい」というまっすぐな想いが、一度行動不能になってしまった最強のアイドル、遥を再起させる。アッチーーーーーーーーーー。モアジャンは他ユニットにはない、一度成功した少女達が再び輝きを取り戻す再生のストーリーで良い。一度散った三つ葉のクローバーはまた再生する。モアジャンのモチーフが三つ葉なのはみのりがまだアイドルを目指している途中だからなのか知らんけどエモ~~~~。

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遥のクソデカ感情である「みのりはきっとすごいアイドルになるよ」が本当に好きすぎてこの流れになると毎回泣く。遥はみのりのこと好きすぎだ。

・天馬司、鳳えむ

名前が「ペガサス」と「フェニックス」な時点で約束された組み合わせなのは言うまでもないこのカード。この人らのパワフルに勝てる人いますか??

えむちゃんはプロセカの中で一番幼いように見えて、実はかなり人の心を読めるタイプの人間だ。同じクラスメイトは気づかない、完璧なまふゆの笑顔が作り物だと一瞬で気付ける観察眼。それはえむちゃん本人が周囲の人間を悲しませないようにするため、おじいちゃんとの約束を果たすため、と子供ながらに努力してきた結果そうさせてしまった悲しい能力であって。他人の笑顔のために仮面をかぶる、道化を演じる存在だった。

彼女が本当に幸せになれる場所として、悲しみを全て吹っ飛ばすくらいの光が必要なのだが、そこに天馬司がいた。彼の純粋でまっすぐで咲希の最高なお兄ちゃんたる能力をフル発揮してえむちゃんの仮面を観覧車の中で優しく剥がしてあげる。

このメインストーリーからスマイルオブドリーマーまでの流れが本当に座長でスターな天馬司でえむちゃんの中の鳳が蘇る最高の流れなんですが…

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俺最近観覧車乗ったからわかるんだけどあの狭い空間でこんなこと言われたらかっこよすぎて泣いちゃうぜ。普段から演技をしてるからなのもあって「おまえから笑顔を奪っているものを教えてくれ」というセリフが自然と出てくるのも好きだ。彼は「年相応」という言葉をいい意味で裏切って行動できるところに良さがある。闇でも記憶障害でもないんだぞ。

この二人が起こす掛け算の化学反応が見ててほんとに楽しいしいつまでもわんだほいわんだほい言っててほしいっておもう。

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Twitterでプロセカの知り合いが増えたりタイムラインが#prsk_faだらけになったりとかなりプロセカ色が強かったここ半年だったが、イベストをリアルで追える喜びを生きる糧にしながらこれからも漠然と消化してこうと思う。おれはビビバスが伝説を超えて凪さんたちを救うところまでみたいんですが…………いつ一章おわるの???

書きたいことはそのくらい。

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