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爪切り

幼稚園の頃、先生に
「夜に爪を切ると親の死に目に会えないんだよ」
と言われて、私はそれから夜に爪を切れなくなりました。

ちょっと調べてみると、

夜(よ)爪(つめ)
世(よ)詰(つ)め

こんな語呂合わせで親より早く死ぬことを連想させるそうです。

小さな刀で爪を切っていた昔は、子供が本当に爪切りで手を切り破傷風で死んでしまうことがあったとかなかったとか。

どうなんでしょうね。

ただの迷信、ただの語呂合わせといえばそうですが、確かめようと夜に爪を切る気にはなれません。


赤い爪


赤は血の色
情熱とか、前向きとか、そんなイメージが付随する色ですが、爪を赤く染めると一気に血の気が引いたような青白い皮膚になるのはなぜでしょうか。

血の色を足したのに……

幽霊になった気分です。


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