数字は興味のバロメーター
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、会社員をしながらFPとして活動しています。
今日は数字と興味の関係について探ってみたいと思います。
突然ですが、あなたは住んでいる地域で今きゅうりが1本いくらで売られているかわかりますか?レギュラーガソリンの値段は?
これらはその時々によって動く数字です。
こういう数字を知っているかどうかで見えてくることがあります。
数字を見て理解できること=興味があること
数字を知っている人、また何かのニュースで数字を見て理解できる人は、その物事に関心がある人です。
たとえば毎日ごはんを作っている人なら、1キロ2,000円のお米が高いのか安いのかわかりますよね。旬の時期によって値段が変わるきゅうりの値段が今いくらくらいなのか、天候によって左右された玉ねぎの値段についての話題についていけるか・・・それらによってこの人は自炊しているか、が見えてきます。
ほかにもスポーツに詳しければプロリーグの前日の試合結果を知っていたり、業界特有の数字なんてものも出てくるでしょう。
その数字を知っているかどうかが興味関心に由来するのも頷けます。
数字は誤魔化せない
私は前職で金融機関に勤めていました。
毎朝必ず日経新聞を読むよう言われ、出社するとすぐ上司に「昨日のアメリカの株価は?」と聞かれ、答えられないだけでひどく怒られたものです。
当時は、なんでそんなことを記憶するのかと疑問に思っていましたが、今になって必要だったと思います。
お客様にとって、私という営業マンの知識量を測る際にパッとわかるのが数字だからです。
現状を把握している証、適正な数字を測るための根拠であり、知っていて当然の常識である数字。逆にお客様が営業マンを測るための要素の1つが、このごまかしの聞かない数字を知っているかどうかだったのです。
逆手にとって数字を強みに
こう考えると、数字ってなんだか厄介に感じてしまいがちですが、逆手に取れば強みにできます。
私はどうしても繋がりたかった経営者さんの好きなスポーツについてのスコアは頭の中に叩き込んでいました。知っているだけで共通項になれたので、いい経験でした。
また今となっては異業種ですが、日経平均は毎日チェックしています。
経営者の方と話をするのが本業なので、思わぬところで知っているんだ!と驚かれ興味を持ってもらえます。
もちろん、知識そのもので勝負できるに越したことはありません。
繋がりを持ちたい人の興味関心の向いている分野に博識になれば、それほど強いことはないでしょう。
なにかの参考になりましたら幸いです。
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