考える練習帳(細谷功)
考え方が変わると世界が変わって見える。目に見えないものが抜本的に変化する。
考えるとは自己矛盾を知ること
考えるとは3つの領域を意識すること
知っていると知っていること(一番内側の円)
知らないと知っていること
知らないことすら知らないこと(いちばん外側の円)
考えるとは、川上と川下の違いを理解すること
流れは不可逆
水の量は、川下に行くにしたがって増える
川上では尖った大きな岩が、川下に行くにしたがって小粒の丸い砂粒になる
川上の急な流れから川下へ行くほどゆるやかな流れになる
抽象度の高い概念が川上
実行するための具体性が重要な川下
思考力の世界では知らないことが強みになる
深海魚
ひとつの世界を深く極める
知識や経験を積みあげる
方向性は変えない
憶えることが強み
重力に逆らわない
⬇
オペレーション型人材
トビウオ型
様々な世界に飛翔する
時に全てをリセットする
方向性を変える
忘れることが強み
時に重力に逆らう
⬇
イノベーション型人材
意味には必ず偏りがあると考える
考えるとは正解を求めないこと
考えるとは、わけないこと。
考えるとは動的であること。
考えるとは自分から動くこと
考えるとは変化を起こすこと
考えるとはなくても何とかすること
考えるとはモヤモヤに耐えること
考えるとは空気を読まないこと
考えるとは戦わなくて済ませること
考えるとは裏をかくこと
考えるとはリスクをおかすこと
考えるとは差をつけること
考えるとは尖らせること
考えるとは数字で判断しないこと
考えるとは並ばないこと
考えるとはちゃぶ台返しをすること
考えるとは、そもそもという思考回路のこと
考えるとは質問すること
考えるとは自由であること
思考を放棄した人は過去や他人に囚われる
考えるとは見えないものを意識すること
考えるとは飛躍がないこと
考えるとはなぜ?と問うこと
考えるとは共通点を探すこと
具体と抽象の往復
考えるとはひとことで表現すること
考えるとは飛躍すること(遠くの世界からアイデアを借りてくる)
一見全く異なる世界と自分の世界とをつなげる