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詩や詩のようなものを、まとめてみました。

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自然が大好き 人も大好き 感じることをそのまま詩にたくしたり、 応援したい人のことを想像しながら詩を書いたり 時には心から絞り出すように、時には自然を感じながら流れるように、 普…
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#空

『窓越しに見える空』

限られた空を眺め 限られた時を過ごす トレンドから遠ざかり アナログなぬるま湯に どっぷりと…

A-VOCE
10日前
47

『低空の物体』

空には頻繁に 行き交う低空の浮遊物 自分と似た部分を 見た気がして 超がつくほど 低空飛…

A-VOCE
1か月前
42

『空を見上げて』

電線の無い空 自由気ままな空 開けっ放しの心 点や線で 目に見えて 繋がっていない 生き…

A-VOCE
2か月前
58

『温かさ求めて』

白みがかった空 何を描こうか 時間はたっぷり 朝になり昼となり やがて涙が流れ 乾き切ら…

A-VOCE
4か月前
52

『ふくらむ揺らぐ』

白くぷくっと 片方では風に揺られ 固まって定まらず 共存する 貴女とわたしの関係性 膨ら…

A-VOCE
4か月前
44

『言い続けること』

どこで使うの誰に いつ使えるのか 使い方 忘れてしまうかも 工場の煙突から 出る白い煙 …

A-VOCE
6か月前
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『ローカルルール』

雲が繋がり広がり 空を覆い尽くしている 初老の人がずっと 眺めている 脹脛の筋肉をピクピクと 震わせながら走っている 散歩中の人が 心配そうに見ている 野球少年たち 監督やコーチの声掛けに 即座に反応して 元気な声を発している 郷に入れば郷に従え 素っ裸になって入って来い 即答を求められ 素直な自己表現を求められる 掟やしきたり文化や風習 国や社会や地域や人から 語られ受け継がれていく その人らしさに繋がっていく 見て聞こえてくるもの全

「澄んだ世界に」

雨上がりだから、何もかも澄んでいる。 洗い立てのシャツのように、シャキッと。 そこに今の…

A-VOCE
7か月前
52

『何処へ向かって行く』

飛行機雲が左から右へ 斜め右から左の方へ 真下から上へ 斜め上から下の方へ すーっと伸び…

A-VOCE
8か月前
40

『空と共に暮らす』

空の息吹を感じて 真似て深呼吸をしてみた 白い雲と灰色の雲が入り乱れ 所々から日差しが漏…

A-VOCE
9か月前
51

『地球と空と海と山とわたしと』

境目のない景色に憧れて… 山と空の際にある木霊混じりの静かなもの 海と空の間の湿り気のあ…

A-VOCE
10か月前
48

『切り替えられて』

海に恋焦がれて 太陽を愛おしく思い 白い曇り空を見上げて 行き交う人々を見遣り 遠くの方…

A-VOCE
2年前
88

『きっと仲良しなのだろう』

空=雲だから 雲=空なのか 白いものグレーなもの 一体感を感じて 仲が良いのか くっつき…

A-VOCE
2年前
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『緑が色づく頃にひとり』

いつもより緑が濃く見える 小鳥が囀る空が青いせい 高い所にある白い雲のせい 風が少し暖かいせいなのか 誰も見ていない 振り向きもしない 名も知らない大きな葉っぱ 少し濡れた跡がきらりと光り 目に入ってくる色と音が 筋状に伸びる雲に乗って どこまでも繋がっていき とめどなく響き渡っていく あの人やこの人も 見ていないものを見ている 秘め事のようにひっそり 特別な時間や空間を過ごす 流されない落ちないものが 緑の大きな葉っぱの中に見えて トーン