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詩や詩のようなものを、まとめてみました。

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自然が大好き 人も大好き 感じることをそのまま詩にたくしたり、 応援したい人のことを想像しながら詩を書いたり 時には心から絞り出すように、時には自然を感じながら流れるように、 普…
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#憧れと真逆なこころ

『切り替えられて』

海に恋焦がれて 太陽を愛おしく思い 白い曇り空を見上げて 行き交う人々を見遣り 遠くの方…

A-VOCE
2年前
88

『これからのこと』

吹き荒れる嵐のような デジタルの中の冷たさ 生身の体を携えて 両腕でぐるりと抱き締め 暗…

A-VOCE
2年前
116

『外に出てみる』

明るい部屋 開放感のある中に 佇んで過ごす時間 少し暗くなるのを感じて 電気をつけてみる…

A-VOCE
2年前
77

『いつもの言葉と声が』

行ってらっしゃいって いつもの時間に 気をつけてって いつもの声で 幼な子の声と太い声 …

A-VOCE
2年前
97

『機能低下を抑制する』

肩が凝るって 目がシャバシャバ 目薬の頻度が増え バッテリーの減りが早く 消耗戦を繰り返…

A-VOCE
2年前
86

『きっと仲良しなのだろう』

空=雲だから 雲=空なのか 白いものグレーなもの 一体感を感じて 仲が良いのか くっつき…

A-VOCE
2年前
103

『定期演奏会』

鳩たちの定期演奏会 いつもの場所で朝昼夕 リズミカルに聞こえて 平和な世の中を巡らす 演奏している姿は見えず 外壁に反響した音だけ 聞くひとに届けられる 座席は自分の部屋の椅子 今日の演奏会は特別で 他の小鳥とハモっていた BASSのような低音が効いた 鳩と小鳥のハーモニー いつ始まりいつ終わるのか 無料開催の定期演奏会 根強いFANの一人として ルーティンな楽しみに 自然との触れ合いは無料、鳩たちの定期演奏会も付いてくる 聞こうとしないと聞

『二分化されたものへ』

腕まくり袖捲り襟はだけ Tシャツとの距離を測り 脇シュッシュと吹きかけ 汗や匂いをカモフ…

A-VOCE
2年前
92

『音も体も止まって見る』

夕まずめ 一斉に音が鳴り止む 静まり返った潮だまり 飛行機の音だけが轟々 何故だかお腹も…

A-VOCE
2年前
85

『すれ違うものに思う』

曲がり角をゆっくりと 傘伝いに雨音が鳴り 人の気配がかき消され 不意に現れて仰天する 細…

A-VOCE
2年前
104

『少し休んだら次へと』

いつもの風を感じて 焦ることなく感じて ほっと一息つく瞬間 繋がらないものも 触れずにそ…

A-VOCE
2年前
96

『緑が色づく頃にひとり』

いつもより緑が濃く見える 小鳥が囀る空が青いせい 高い所にある白い雲のせい 風が少し暖か…

A-VOCE
2年前
98

『詩の世界の戯言』

詩の世界に恋焦がれ 海や風に恋をして 描写で終わることなく 映画やドラマの世界 創作の世…

A-VOCE
2年前
97

『言葉のイメージ』

音楽とスポーツ 読書と珈琲 相性が良いもの 心地よく受け入れられ スイミングとジャズ ウォッカとサウナ 合うのか合わないのか 微妙なものたちは 人を選び場所を選ぶ やってみないと 試してみないとわからない 確かにそうとも言う 聞いた瞬間 試したくないもの 言葉からくるイメージ 双方カタカナ表記だから 一見良さそうに見える 聞いて見てやってみて 合うか合わないか 時任せではなく 自分だけが知っている 「少し、酔っちゃった」 「言葉酔い