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詩や詩のようなものを、まとめてみました。

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自然が大好き 人も大好き 感じることをそのまま詩にたくしたり、 応援したい人のことを想像しながら詩を書いたり 時には心から絞り出すように、時には自然を感じながら流れるように、 普…
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2021年8月の記事一覧

『平坦な道を歩きながら』

フラットな関係 平坦な道 平べったいもの 薄い膜のような フィルターのような ペラペラし…

A-VOCE
2年前
92

『否が応でもやってくる』

影が長く 日が短く 髪の毛は短く カットするものは とことん切り詰めて せっせと身支度を…

A-VOCE
2年前
89

『いつまでも純なヤツ』

互換性 純正 やはりなぁ よく考えないと 何が? 今だけを取るのか 先々も少し考えるのか…

A-VOCE
2年前
88

『大人のフリをする』

良い悪い 遊びも悪くない 山葵の利いた寿司 涙がちょちょぎれる 辛子の利いた焼売 少し目…

A-VOCE
2年前
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『人を楽しませるって?』

パペットがくるくる回る 吊られて 半分自由、半分満足 いつになく風が舞い 上の方で糸が鳴…

A-VOCE
2年前
97

『色褪せた世界からの便り』

逆光 日光東照宮 陽が斜めから やけに眩しいぜ 自慢のサングラス シャツの胸元に 夕焼け…

A-VOCE
2年前
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『月下に物思いに耽る』

ボワッとした光 それでも足元が明るく 砂利道の凹凸が見える 足元に伝わるゴツゴツした 石の固さを感じながら 薄暗い路地を抜ける 広がる草原が少し気味悪く 揺れながら歌っている ボーボーボーンと 鐘の音のような金属音が 辺りいっぺんに広がる 生唾を飲み込み 緊張した面持ちのまま 薄暗い草原の中へ まるで吸い込まれるように 月明かりが 少し陰りを見せた この身をかがめて 辺りを見回した 月光の中での散歩 落ち着くはずが落ち着かず 来た道を

『似て非なるもの』

ハエとトンボ 飛び交う 足元や目の前 素早いクロス飛行 似ているのか 飛び方が? 姿格好…

A-VOCE
2年前
92

『それでも良いって思えた』

壊れちゃった 時間と気持ちを 天秤にかけて そのままに ああ、やるせない 不便を選択した…

A-VOCE
2年前
88

『無駄な喧騒を繰り返す』

邪道って なんだろう 正論を言っても 意味がなく 生まれない矛盾 喧騒を繰り返し 平穏を…

A-VOCE
2年前
86

『少しの風に感謝して』

少しの風 文句は言えない クツワムシ 鳴く声に耳を傾け 蒸し暑さを感じ 少しの涼 他にも…

A-VOCE
2年前
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『測れるものは測っちゃえ!』

未来って 明日のこと? 明後日のこと? 想像してみる 機械文明のこと スマホに代わる物 …

A-VOCE
2年前
83

『角が取れて、いいにおい』

角が取れた 触り心地がいい 白い石鹸 どんどん小さく 姿を変えていく 触っても怪我なく …

A-VOCE
2年前
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『白虹となったあなた』

月が見え隠れ 白虹となり 輝く姿 恥ずかしく照れ 白く光り 薄いベールが被り バージンロードを 歩くように そのまま 誰にも 何も言わずに 夜空の星たちと共に 光り輝くものとなる あなたへも届くだろうか この憂いを秘めた まんまるな想い 少しベールをあげて 見せてくれ 素顔を 月よ