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資格試験に受かる人とは

昨日、生徒さんから「日商簿記3級合格しました!」とうれしいメッセージをいただきました。

人事異動で経理のお仕事に就くことになり、当塾の3級コースを受講後、3か月半弱での合格です。
簿記の勉強はされたことはなく、全くの素人とのことで、「借方・貸方」の説明から始めていきました。

年度当初は繁忙期でもあり、お仕事との両立に苦労されていました。

しかし、「自分を追い込むため」と5月には7月中旬に受験することを決めて申し込みを行いました。6月に入り、仕事が落ち着いたことを契機として、1か月半くらいの期間、猛勉強をされていました。
(「1日で仕訳100本ノックしました。」等のお話を伺い、感心したものです。)

この方だけでなく、資格試験に合格される方の特徴の一つは「期限を決めて全体のボリュームから、自分なりに勉強期間を逆算し、集中して取り組む」ことです。ただ、期限を決めるだけでは上手くいきません。目的(〇月〇日に検定を受け合格する)のための手段(どんな勉強をいつ・どれくらいするのか)について、ロードマップを作ることが大切です。

日商簿記はネット試験となり、「いつでも受験できる」ことになりました。
そのため、「できるようになったら受験しよう」と考えていると、ついダラダラとなってしまいがちです。

そうならないよう、受講生の皆さんには「期限を決めて戦略的に勉強しましょう」といつもお話ししています。

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