秋彼岸
待っていたかのように
気温涼しく
ご先祖様のお墓参り
だけど
まだ存在している
施設の母には会えず
私は何をする人ぞ…
今年は彼岸花が遅い気がして
そのトリガーは
陽の長さではないのか…
やはり気温なのか…
赫は秋への入口と
誘う花は
曼珠沙華
世界も変わる入口と
無知の人々試す赫
陽に迷い
焦り過程を
晒す茎
空に献げる
ため伸びる
風なき今に
掛ける時
ひとりになると
やはり今は自責の念が多く
秋彼岸ふるさと思いははおもふ
欲と勇気は区別なく
想い動かす人の性
こゝろのゆうきずっと奥
仕舞い隠さず晒す夕
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