【#曲からストーリー】soranji
花火は弔い
尊い命に敬意を表す
あぁ…そんな固いこと無しで
超越した綺麗さを楽しむのが
花火
でも時に
哀しいことを
思い出す
あの人は異国の地で
何故自死を選んだか
それに追い込んだ輩が
何故のほほんと会社の血を
啜い続けていたのか…
いつもニコニコしていた
忘年会では部下に囲まれて
みんなの余興を楽しんでいた
そんな姿がよみがえる
そんな人が…
色々抱え込んでしまって
家族もいるのに
生きて日本に戻れなかった
それは
もしかしたら
私だったかも知れない
あなたが守りたかった会社は
今はもうありません
もし
あなたがいてくれたら
変わっていたかも知れません
今年も
花火が上がります
何十年経っても
忘れません
私たちは尊いのです
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