銀木犀

冷たい雨の
切れ間から
差す光には
翳りみえ
夏の暑さに
耐えた葉は
急な寒さに
棘を出す
香りも色も
目立たずに
今年もここで
花咲かす

花を比べるあなたには
私の良さなど分からない

他人と比べる貴方自身
私に意味など分からない

生きる真価は最期の日
貴方自身が気づくもの

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今年も金木犀の隣で
銀木犀が咲きました
二本の木はお互いの
存在を意識しているのでしょうか
毎年自分と重ね合わせます
そして
自分の意識の変化を
感じています