【働きがい創造企業に学生がインタビュー＃07】～The Links株式会社の障害者雇用～

こんにちは！学生インタビュアーの佐藤です
今回は、The Links株式会社様に訪問しました。
インタビューにご協力いただいたのは、代表取締役の長澤様と、取締役の笹様です。主に笹様にお答えいただきました。

|The Links株式会社とは

障害者の雇用を促進し活躍の場を拡大する目的で、サラヤ株式会社の子会社として2020年11月設立。2021年2月2日には障害者雇用促進法に基づく特例子会社の認定を受けた会社です。

｜仕事内容

・各種データ入力作業　
・各種軽作業
・コンサルティング
（障害者の採用から定着まで）

■障害者雇用促進のための取り組み

障害者が働きやすい職場は、障害者の雇用を促進した結果実現できると考えているそうです。そのため、The Links株式会社様では障害者雇用を促進するために下記の取り組みを行っています。

＜障害者雇用促進のための３つの取り組み＞
①従業員への取り組み
障害者雇用の重要性の共有をする
②ジョブコーチの導入
障害者の状況を聞いてもらい、それぞれに合ったサポートを行う
③成功事例の共有
ただ成功事例を共有するのではなく、どんな失敗から成功できたのかも共有する

■Q.働きがいを創造するうえで苦労したことは？

「伝え方には、今も昔も苦労しています。一般論では伝わらないことが多いので、実際の現場を見てもらうようにしています。ただ、そこでも準備が必要です。一斉発信しても伝わる子と伝わらない子がいるので、一人ひとりに合った対応をする必要があります。」

インタビュー風景

■Q.やりがいを感じるときは？

（笹様）
「できなかったことができるようになるときなど、成長が見える瞬間です。
何回言っても分からない子、同じことを繰り返している子もいますが、そういう子たちがここにきて責任感を持ちはじめて、下の子たちに教えている姿を見れたときは嬉しかったです。
私自身も、逆に教えてもらうことや、気づかせてもらうことがたくさんあります。

あと、この仕事に対してマイナスなイメージを持っている人も多いかと思うんですけど、ある時『ささちゃんの仕事やってみたい、羨ましい』と言われたことがあるんです。これを聞いたとき、この仕事をやりたい人もいるんだ、良いと思ってもらえているんだとやりがいを感じました。」

（長澤様）
「自から手を挙げて毎日チャレンジをしています。しんどいことも多いけど、振り返ったときに『頑張ったな』とやりがいを感じます。人生を振り返ったときに何もないのはもったいないので、亡くなった親友三人の分も生きたいです。」

■Q.The Links株式会社の強みとは？

（笹様）
「それぞれが自分に合った業務ができることだと思います。もともとマッチングするときにほかの業務で採用していたとしても、働くうちに新しく出来そうなことが出てきたとします。そしたら、その子が出来そうな業務を見つけに行って、やってもらうんです。
出来ることをどんどん増やしていくことで、スキルアップ、またそれによるモチベーションアップにつながります。
これって実は、大企業ではなかなかできないことなんですよ。ある程度業務が固定されてしまうので…」

(長澤様)
「とにかくチャレンジすることです。失敗する可能性が高いことに対しても、とにかく1回はチャレンジしてみるようにしています。怖い部分もあるけど、1歩乗り越えればやっぱりそこは楽しいんですよ。」

■Q.これからやっていきたいことは？

（笹様）
「今後は、現場の課題を吸い上げて明確化し、その明確化された課題を見直していきたいと考えています。
その他にも、担当者のスキルアップ、障害がある方が自立できるような取り組み、障害者雇用率の遵守をしていきたいです。」

（長澤様）
「いろんなチャレンジをしてきた結果、仕事が増えてきました。仕事が増えてくると、１つ１つの仕事のマニュアルがおろそかになりがちです。そのため、一度振り返り、職場の環境を見直していきたいと思っています。」

■学生インタビュアー佐藤の感想

今回お二人にお話を伺って、仕事に対する熱意を感じました。障害のある社員さん一人ひとりに寄り添った取り組みが素晴らしいです！
初インタビューで拙い質問だったにもかかわらず、向き合って答えてくださり本当にありがとうございました。

｜企業概要

　　社名　The Links株式会社
本社住所　〒541-0051 ⼤阪府⼤阪市中央区備後町4－2－3
　　HＰ　https://thelinks.co.jp/