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ついつい買ってしまう美術展のグッズ~わが家はプチ美術館~

趣味のひとつに、美術館めぐりがあります。
20代のころは、休日は美術館をハシゴするほどでした。

美術館では、常設展示とは別に、期間限定で特別展が開催されています。
「常設展示とは?」「特別展とは?」と思われる方もいるかもしれません。

それぞれの美術館では、美術館自体が美術品を所蔵していることが多いです。その所蔵品を展示することを「常設展示」といいます。一言でいうと「自分のものを展示する」ということですね。

それとは対照的に、他の美術館や個人などから「美術品」をレンタルしてきて、期間限定で展示する形態のことを「特別展」と呼びます。

特別展は、テーマに沿った美術品が展示されるのです。
例えば「印象派展」など。
海外の美術館からも「美術品」をレンタルして開催されています。

美術館にミュージアムショップが併設されている場合、そこでは特別展にちなんだ「図録やグッズ」が販売されていることがよくあります。

特別展ではさまざまな絵画などの「美術品」が鑑賞できるのですが、中には100点以上の絵画を見ることができる展覧会もあるのです。

たくさんある絵画の中で、その特別展の目玉となる絵画の場合は、図録だけではなく以下のグッズが用意されている場合もあります。(特別展ごとに異なる)

・クリアファイル
・文房具類(付箋・ボールペンなど)
・ポストカード
・Tシャツ
・トートバッグ
・エコバッグ
・マグカップ
・マグネット
・缶に入ったお菓子

などなど。

目玉ではない絵画は、用意されているグッズが少なかったりします。
そういう絵画も、図録にはだいたい載っていることが多い印象です。

「この絵いいなあ」と思うものは、必ずしも目玉ではない場合もある。
グッズも少ない、または用意がない。
そうなると図録が欲しくなるのですよね。

そういう事情で以前の私は、特別展に足を運ぶたびに「図録」を買っていました。そして気づいたら、わが家の本棚は「美術展の図録」でいっぱいに。

「美術展の図録」は大型の本のため、かさばり場所を取ります。
そして重い……。
持ち帰るのも結構大変です。

そのため現在では、図録の代わりに、クリアファイルや付箋などの文房具類を買うことが増えてきました。

文房具類など実用的なものは、すぐに使用できていいですよね。
特別展のために作られたものなので、お得感や特別感もあります。

そして缶に入ったお菓子「缶の絵柄がかわいい!」
お菓子はおいしくいただき、缶は物を入れるのに使用できる。
一石二鳥です!

気づけば、いたるところに美術展のグッズが……。
こうしてわが家は「プチ美術館」になりました。


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