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「正しさ」

「正しさを別の正しさでなくす悲しみにも出逢うけれど」

水平線が光る朝には、あなたの希望は崩れ落ち
そして、その風に飛ばされるかけらを見て、「美しい」と思う人がいる。

透き通るほど淡い夜に あなたの夢が一つ叶って
それを称える歓声と拍手の間に 誰かの悲鳴が隠れている

back numberの《水平線》という曲聞いてみてくださいませ。

オリンピック開催中にデモをする人がいる。
閉会式で「開催してくれてありがとう」と伝える選手たちがいる。

何が正しいんだろう。
そんなことをずっとずっと考えながら、
色々な決断に迫られる。

どう伝えたらいいんだろう。

君たちのことを想って。

そんなこと当たり前だけれど、
「したいと思ってる気持ちは無視したのに?」なんて
声が頭をよぎって、
なにが「この子達のため」なのかもわからなくて。

そんな中で今日、
君たちの姿を見たときに
あぁこれはこれで正しかったのかな。なんで思えた。

これで、誰かが、なんてなれば
しないことが正しい。と思うんだろう。

でも、今日のあの子たちの姿が間違いだったとは思えない。

いろんなことが頭をよぎって
目の前の世界が滲んだ。

周りの人たちにはありふれたただのひと場面でも
のすけにとっては信じられないくらい美しい景色だった。

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