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種まきの会

種まき

6月4日(土)晴れ 種まきにはちょうどよい天気。

快晴でしたね。空がきれいでした

合計7種類の種もみをまきます

前回の記事、温湯消毒と浸種を済ませた種もみ。7種類のうち5種類を種まき機で苗箱にまいていきます。

かなり年代物の機械ですが今でも十分現役です
均等に蒔くことができました。

一方、赤米と黒米はヒゲが長くて、この種まき機ではうまくまけません。ですので、手でまくことにしました。

なかなか難しい作業ですが、根気良くまいていただきました

種をまいたあとは、覆土(ふくど)といって、薄く土をかぶせるのですが、かもかもまいの苗づくりでは、土ではなく、もみがらくん炭を被せていきます。
覆土が終わったら、苗箱を苗床という育苗のための場所に並べます。

黒い粉のように見えるのはお米の「もみがら」を炭にした「もみがらくん炭」です。もみがらくん炭にはお米づくりに欠かせない「ケイ酸」が多く含まれているそうです。また、炭の多孔質が微生物のすみかになってくれたらと思って使っています。
苗箱にもみがらくん炭をかぶせたあと、苗床という育苗のための場所に並べていきます
今日の苗床の様子です。並べた苗箱に黒いシートがかかっていますね。なぜかというと…

最後に、種まきが終わって、苗箱を苗床に整列させ、黒いシートを被せます。
なぜシートをかぶせるのか?というと…
シートのせいで、発芽した種もみは太陽の光をあびることができません。すると光を求めてぐんぐん芽の背丈だけを伸ばしていきます。これは「都長」(とちょう)呼ばれる作用です。ただ、背丈は伸びますが茎は充実しません。ヒョロっとした感じになります。
じゃあなぜこのようなことをするか?というと、植えた時に、田んぼの水面から苗が十分に出てしっかり光合成をしてくれるように背丈を調整するためです。
苗が目標の背丈になったら、少しづつ太陽の光を浴びるようにし、今度は茎を充実させていきます。

6月7日のシートの中の様子です。少し発芽してきましたね
6月9日 1cmくらい芽が出てきました
6月11日ヒョロっと伸びてきましたね。現在3cmくらいです

このようにして、田植えの会の日、7月2日と3日に、大体15cm程度の元気な苗に成長するように天気を見ながら育てていきます。

おしらせ

田植えの会

7月2日(土)、3日(日)は、いよいよ田植えの会です。
コメトルクラブのLINEチャットでご希望の日をお知らせくださいね
どちらの日も10時スタートです。ただ、参加人数が多すぎる日があれば、午前と午後に分けさせていただくこともございますのでその時は再度ご連絡いたします。

さなぶり祝い

田植えの後、田の神さんにお供えし、みんなで「ごはん」をいただくことで労を労い、豊作を祈る宴「さなぶり」を開催します。
さなぶりは漢字では「早苗饗」と書きます。 「さ」とは田の神さんことで、田植えが無事に終わったことへの感謝と豊作を願う意味があります。
さなぶりへの参加ご希望(人数)も併せてご連絡くださいませ。(※自由参加です。ごはん代の実費としてお一人500円いただきます。)
今年の献立は、おにぎり2種(鴨と季節野菜のまぜごはん、大葉のにんにく醤油漬け巻き)と付け合わせの予定です。

これは去年の献立です。この時は馬肉のまぜごはんでしたね。付け合わせはその時とれるもので考え中です〜


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