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田んぼの草とりのこと(人と合鴨)

農薬、化成肥料、除草剤を使わず、合鴨と微生物の働きを生かして育てる
「かもかもまい」

7月2日、3日に田植えをしてもう1ヶ月ちょっとたちました。
稲も合鴨もぐんぐん大きく育っています
ですが、田んぼの中の雑草も育とうとしていますので、人と鴨の力で雑草が生えないようにしています。

かもかもまいの田んぼ、2枚のうちの1枚です。こっちは雑草があまり生えませんでした(優秀)
もう一枚は結構生えたので、みんなで草取りをすることに

田んぼに合鴨を放牧すると起こる「いいこと」

1)何より合鴨がのびのび暮らせる

3300㎡の田んぼに40羽放牧しています。1羽あたり82.5㎡。広々のびのび気持ちよく暮らしています。

2)動き回る事で水を攪拌する

合鴨が動き回ると水がかき混ぜられて濁り、水中で芽を出した雑草に光が届かなくなり、雑草の成長を抑えられます。

3)草や虫、タニシなどを食べてくれる

雑草の芽やジャンボタニシ、稲の大敵の害虫「ウンカ」などいろんなものを食べてくれます。

合鴨のえさのこと

そんな合鴨も田んぼの中のものだけでは生きていけません。えさが必要になります
合鴨の餌には、玄米と発酵竹パウダーと雑草などを与えています
特に竹パウダーに含まれる乳酸菌や繊維質が合鴨の腸内にいる、良い微生物たちのえさになり、ほとんど匂いのないよいふんをして、とても元気に育っています。同時に田んぼの環境も腐敗に傾かずとても良いバランスを保っています。

発酵した竹パウダーです

草とりの会

とはいえ、やっぱり雑草が生えてくることもあります

ですので、8月6日(土)、7日(日)にコメトルクラブのみなさんで草とりの会を開催しました!みなさん暑い中お疲れ様でした!!

みなさん熱心に草とりされてました。つい没頭してしまうとのお声も^^;


流しそうめん

草とりが終わったら「流しそうめん」。炎天下の作業の後だし格別でしたね〜

お母さんにはなかなか流れていきません^^;
獲物を狙うような目になっています!鋭い!
余った竹を使って、そうめん用の器を作っています。みんな上手にできました!

次回の作業

次回は、合鴨を田んぼの外に出す作業です。
稲穂が出たころ、8月下旬〜9月の上旬の予定です。ご興味のあるかただけ自由参加でいきましょう!

稲刈りの会は、10月15日(土)〜16日(日)か、10月22日(土)〜23日(日)で開催予定です。生育状況次第となりますのでまたご連絡いたします

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