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ReFind vol.1-1 キョン「プレイヤー兼イベンターとしてのこれまでとこれから」
こんにちは。Play at Willのゆうまです。
スマブラ界隈の新しい側面にフォーカスしたRe-Findというテキスト記事のシリーズを始めることにしました。
まずは直近新たに所属いただいたキョンさんとその実家のつくねやについて取り上げましたのでよろしければご覧ください。
Re-Findについて
スマブラ界隈に新しい切り口を提供することを目指したテキストコンテンツです。
今のコミュニティは強い選手や上手いプレイ、面白い企画やトークが主流だと思いますが、そんな中であえて軸をずらして
選手のプレイ以外の側面、クリエイティブ制作や大会運営など競技以外の面でコミュニティに貢献している方を取り上げることでもっとコミュニティを好きになれるような「興味深い」「意義がある」コンテンツを制作することを目指しています。
キョンさんインタビュー
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強豪リンク使いなだけでなく、兵庫県スマブラ対戦会の主催、リンク窓の副窓主としても活動中。
スマブラ歴について
ーー 改めてこういう話するのも緊張するんですが、僕も知らないことがありますしまずはスマブラ歴から教えていただいていいですか?
キョン 昨日インタビューのこと考えてあんまり寝られなかったぐらいには緊張してますがよろしくお願いします笑
本格的にやり始めたのは4年半前、SP発売と同時ぐらいからですね。
それまではうちに友達を呼んでワイワイするのがメインだったんですが、競技シーンというものを知ってSPでは真剣にやり込むことにしました。
ーー ほうほう。競技シーンはSPからとのことなんですけど、メインキャラのリンクはどういう経緯で決めたんですか?
キョン Switch初期にブレスオブザワイルドが発売されたと思うんですけど、それにどハマりしちゃってそれがきっかけで使い始めましたね。
ずっとリンク一本でやってます。まさかこんな長い付き合いになるとは当時は思ってなかったですけど笑
ーー サブ追加もメイン変更も考えたこともないんですか?
キョン 合わなかったら考えてたと思うんですけど、めちゃくちゃ手に馴染んだので、むしろリンクで頑張りたいという気持ちがどんどん強くなっていきましたね。今もとことんリンクでやれるとこまでやりたいという気持ちでいます。
ーー すごいリンク愛…笑 競技シーンを知ったきっかけというのは何だったんでしょう?
キョン タミスマやあばだんごさんがスマforの頃動画を出していたのを見て競技シーンというものを知って、そのあとオフ大会にも顔を出すようになったという流れです。
ーー 大会デビューはどこでされたんですか?
キョン オンラインだとタミスマのアマチュア杯、オフ大会は記憶が正しければスマバトの観戦枠だったと思います。多分SPの第2回あたり。
ーー 前にお母さんから聞きましたけど、怪我してる状態でもオフ大会行ってたんでしたっけ?笑
キョン 体育の授業で大怪我して片足を骨折したんですけど、スマブラをしたすぎてスマバトの見学枠に松葉杖で行ってドン引きされたのを今でも覚えてます笑
「片足怪我してるだけやし行こうと思えば行けるしな」って気持ちでした。
でもそれきっかけで仲良くなった人もいましたね。
みなさんは真似しないでくださいね!
ーー 真似する人いないでしょ!笑 ポップオフ動画を見たことあるんですがタミスマのアマチュア杯は優勝もされたんでしたっけ?
キョン そうなんです。大会で初めて優勝したのがタミスマのアマチュア杯なんですよね。
さっき言った通り初めて出た大会がタミスマのアマチュア杯で、そこで優勝するのは1つの目標だったのでとても思い出に残っています。
そういえばたまに「なぜアマチュア杯を開催するんですか?」というコメントを頂きますが、開催の理由は参加者からの需要が高い点の他、前回のアマチュア杯優勝者キョンさんのポップオフにすべて詰まってる。https://t.co/mAXn6Bte1G pic.twitter.com/rFOqfaGbNB
— 鮫木 (@sameki1024) April 10, 2020
ーー スママニさんの切り抜きでも取り上げられてましたし、キョンさんを語る上で欠かせない大会ですよね。
大会主催の話
ーー 今では大会主催としての側面も強いですが、当時はまだ大会を主催することは考えていなかったんですか?
キョン その時は全く考えてなかったですね。
当時、夏休みに関東遠征で色んな大会に出ていてその時にウメブラにも参加したんです。
で、その時一緒に遠征した仲良しグループの人が当時中部でスマブラ対戦会を開いていたんですよね。
話を聞いてみたら「やろうと思ったら案外できるよ」とおっしゃってたんです。
ーー ほうほう。
キョン 当時、僕はお金がなかったので色んな大会に自転車で行ってたんですよね。
結構時間的にも体力的にもきついなとは思ってたんですが、その時に「兵庫に対戦会がないなら作ればいいじゃないか」と思って、自分が強くなるための場を作るという目的で対戦会を始めましたね。
ーー そういう始まり方だったんですね!
キョン 当時は何も知らなかったので、会場借りてもないのに「ここでやります!」とか言ったりしてめちゃくちゃだったんですが、告知ツイートには思っていたよりも反響があって仲間も集まって開催をできました。
当時は100フォロワーもいなかったのにすごい反響で驚きました。
兵庫県の対戦会ですが開くとしたらこんな感じになると思います。場所は兵庫県の西宮市になります。
— PaW | キョン (@kyonssbu0318) November 11, 2019
会場費が安すぎる!!
ですがやはりモニターや設営品が無いのが現実なので誰かに協力を求める事になるかもしれません… pic.twitter.com/MWICwICVZu
ーー すごい行動力ですね。
キョン 何も決まってないのに「ここの会場安すぎる!」とか言ってたのやばいですよね笑
そこは結局ゲーム大会はダメで使えなかったんですけど笑
ーー 勢いありますね〜笑 初回のイベントはどんな感じだったんですか?
キョン 当時は車の運転もできなかったし何もできなかったので、とにかく色んな人に会って運営に必要なことをお願いをして回ってました。
モニター持参枠というのも作ってなんとか回してましたね。
ーー 当時はモニターも持ってなかったわけですもんね。
キョン そんな感じで運営してたんですが、32人規模の大会をできてみんな「楽しかった」と言って帰ってくれたので初回から良いイベントをできたなと思ってます。
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ーー 初回から32人規模はすごいですね!スタッフはどうされてたんですか?
キョン 身内や声を上げてくださった方に協力いただいていました。
今も手伝ってくださってるづださんや一緒に遠征したグループの方が岡山から来てくださったりもしてました。
直接お願いして乗ってくださった方のおかげでイベントを回すことができました。
ーー 熱いなあ。 大会運営はどこかで学ばれたりしたんですか?
キョン その時にマエスマTOPさんのお手伝いなどをさせていただいていました。
ただ、スケジュールがアホで兵庫対戦会をマエスマTOPの翌日にしたんですよね笑
学んだことをすぐ翌日に活かそうと。
ーー 体力ありすぎでしょ!笑
キョン 高校生だったのでそこは大丈夫でした笑
大会運営の勉強をしないといけないなとは思ってたんですが、スマバトは当時スタッフの公募をしていなかったので、マエスマTOPを立ち上げているまえだくんさんを見かけて「これだ!」と思ったんですよね。
ーー まえだくんの駆け出し時代ですか
キョン 26行ぐらいのクソ長いDMを送って受け入れていただきました笑
この時はまだお弁当販売もしていなくて大会進行や設営をしていましたが、その経験が自分の大会でもとても活きました。
ーー スピード感がすごいですね。それから紆余曲折あって今の兵庫対戦会につながるわけですが、今後はどうしていきたいとかあるんですか?
キョン 前回(5月開催分)は96人規模でできましたし、兵庫対戦会の運営はかなり安定してきました。
イベントとしては、規模を増やすというよりかは参加者の満足度を上げることに重点を置いて考えてますね。雰囲気作りにもかなり力を入れています。
![](https://assets.st-note.com/img/1690783946154-JLq796mEJ6.png?width=1200)
ーー なるほど。具体的にはどんな工夫をされていますか?
キョン まず、他の大会では「フリー対戦は3戦交代」みたいに何かしらルールがあったりするじゃないですか。それをなくして自由度を上げるというのを行ってますね。あと、スケジュールを真逆にして進行しています。
ーー というのは?
キョン いきなりトーナメントが始まるのではなくて、フリーやお弁当タイムが午前からお昼にかけて作って、そこからトーナメントに入るという流れにしていますね。
初めてきた人が雰囲気に慣れるとか選手の方がアップをできるようにというのを意識してこうしています。
ーー そうなんですね。僕も他の大会に色々行き始めてますけど、兵庫対戦会は全体的に温かさのようなものがありますよね。僕の初オフは兵庫対戦会だったんですけど、ここでフリー慣れをできた気がします。
キョン まさにそういう方のために最初にゆっくり場に慣れるための時間を作っています。
一人でいるような人がいたらできるだけ声をかけてフォローに入るようにスタッフにも気を配ってもらってますね。
ーー 初オフって「弱くて申し訳ない」「舌打ちされるんじゃないか」みたいなことを思って怖かったんですけど、全然そういうこともなくてあの日がきっかけで僕はオフ大会にのめり込むようになりました笑
キョン まさにそういう体験を作りたいなと思ってイベントをやっています!
ーー 僕にとっても、兵庫対戦会は自信を持って初オフにおすすめしたいイベントです。イベント主催で言うと、他にも学校さんとのイベントをされたこともあるんですっけ?
キョン それもしていました!
中学生向けにイベントをしたり、生徒さん親御さん向けにそれぞれ「eスポーツと成長」というテーマで講演したりもしましたね。
今日はとあるご縁で繋がった学校のeスポーツイベントのお手伝いに来てます💃
— PaW | キョン (@kyonssbu0318) May 13, 2023
プレゼン久し振りだから緊張する… pic.twitter.com/L8k2JqcdjP
今後について
ーー 本当に幅広い活動をされているキョンさんですが、プレイヤーやイベンターとして、今後どうしていきたいという目標のようなものはありますか?
キョン まずプレイヤーとしてはリンクを使って世界を代表するプレイヤーになりたいです!
リンク全一ではなくて、世界と戦えるプレイヤーになるということですね。
イベンターとしては、規模ではなくて一番価値や評価をいただけるようなイベントを作りたいなと思ってます!
ーー どちらも夢はでっかくですね。長時間色々とお話しただきありがとうございました!
おわりに
今回はプレウィルにも所属いただいたキョンさんを取材しました!!
プレイヤーとしては8/5のマエスマTOP#13.5 "U-22"、8/13のグランドスラム_タイマンに参加
イベンターとしては9月に兵庫対戦会を主催
の予定です。
ぜひ応援よろしくお願いします!
次回のRe-Find
![](https://assets.st-note.com/img/1690651243560-CR00Vd6kHS.jpg?width=1200)
次回は、キョンさんのお父さんでつくねやのオーナーであるライさんの取材記事をお送りします。
今でこそスマブラコミュニティに溶け込んでいますが、昔はゲーム自体が大嫌いだったとのこと。
そんなライさんがスマブラを好きになったきっかけや親・経営者から見たキョンさん・スマブラ界隈についてお話を伺いました。
次回の記事もお楽しみに!
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