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展覧会「そういう問題じゃない」2日目

2019/06/21(Fri.)

2日目は僕が仕事終わりに京都から大阪に向かってパフォーマンスしました。流石に仕事と移動が重なり、大変疲れました。
トークゲストに山下残さんをお招きして、言葉と身体の動きの観点から今回の上演作品の感想を語っていただきました。話題は様々なテーマに及んだのですが、パンク精神を感じる一方で敵対する体制が存在せずに終始自分語りに留まっていた、という言葉が印象に残っています。持木さん自身はパンクに影響を受けているものの、体制側のような明確な敵が存在せず、ぼんやりとした悩みに対して不満をぶつけている印象です。それはパンクよりもグランジに近いのではないか、と来場者からもコメントがありました。
僕自身はグランジロックから影響を受けてきたので、パンクとグランジの違いは興味深かったです。確かにパンクは敵対する体制を仮定しますが、グランジはもっと内向的に自分に向かっていく、ある種の自閉さがあります。僕がコントと一緒に活動しても良いと思えた理由も、そういったグランジ(内向)的な戦い方に親近感を抱いたかもしれません。

平日の夜に開催したパフォーマンスとトークイベントだったので、人が集まるか不安でしたが大阪近くの方が足を運んでくださいました。ありがたいことです。

▲来場者さんの靴たち

▲青いダイヤモンド

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