公演「インヴィテーション」の稽古に参加する

2020/03/04(Wed.)

 今日は山下残さんの稽古場で行われている「インヴィテーション」に出演するダンサーさんたちの稽古にお邪魔させていただきました。今回は僕が持っている音具を実際にダンサーさんに使っていただき、新たな動きのアイデアを得ようとしました。

 用意した音具はアコースティック系の楽器と自作の電子楽器「Shake Bug」です。実際に楽器を持って動いていただくと、楽器によってダンサーの動きに制約が現れていました。例えばShake Bugではギターアンプを装着したりギターケーブルが体の近くにぶら下がるため動きにくそうなシーンもありました。これをどう判断するかは難しいところで、楽器という道具によってダンサーが不自由になってしまったとも考えられますし、道具によって動きに制約が生まれて不自由な動きが面白いとも考えられます。
 道具と人間の身体の関係性に考えさせられた1日でした。今回のパフォーマンスではどれほど身体の自由度を奪う道具を用意するか、バランスを調整していきます。

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