20191020_本番の様子

『屋合』の公演最終日

2019/10/20(Sun.)

 山下残さんの作品「屋合」の公演も最終日を迎えました。今日は天気が晴れて風も強かったので、ピアノ線が共振して今までのリハーサルで鳴らしていた音が鳴りました。17日の本番から風が弱くなり天気も不順だったため、最後の最後で神が僕たちに微笑んでいるようでした。
 先日までのパフォーマンスを通して、変わりやすい天候とギターアンプたちの機嫌に慣れて自分の鳴らしたい音がしっかり鳴らせるようになっていたので、今日は序盤からどっしり構えてパフォーマンスしました。特に今日のライブではギターアンプにコンデンサマイクを近づけて鳴らすフィードバック音が良く鳴らせたと感じました。最近ではノイズ的なパフォーマンスから遠ざかっていたので、自分が納得できるノイジーな音を鳴らすのに苦労しましたが、最終日でやっと納得のできる音が鳴らせて良かったです。

 千秋楽ということで山下さんのダンスも後半には激しさを増し、それに合わせて僕も音と光を過激にしました。山下さんの激しい動きでピアノ線の治具が取れてしまい、僕がピアノ線を慌てて張り直しました。そこからピアノ線を激しく叩く山下さんとピアノ線を張ろうとする僕の掛け合いが起きます。今日のライブを見にきてくれていた友人は、そんな僕と山下さんの動きがロックバンドでボーカルが歌うそばにギターリストが近寄っているイメージに見えたと言ってくれました。
 最終日のパフォーマンスは興奮して全体の尺が短くなってしまいましたが、個人的には一番良く鳴らせたパフォーマンスでした。今回は名古屋での滞在制作も経験させていただき、舞台芸術に関わる職業(舞台監督や制作)についての知識も学べました。一方でリハーサルでは上手く装置が作動せずに周囲を待たせてしまうなど、自分の実力不足も感じて悔しい思いもしたので、今後はより一層の研鑽に励みます。

 今回制作した作品について、動画では全体を公開しませんがレビューをArtscapeに掲載していただきました。よろしければご覧ください。

▲アッセンブリッジ・ナゴヤ 2019 |山下残『屋合』

20191020_本番の様子

▲パフォーマンスの様子
撮影|蓮沼昌宏、写真提供|アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?