見出し画像

大カタルバーでのトーク&パフォーマンス

2023/03/19(Sun.)

 先日のイベントに続いて秋田市文化創造館で開催されているイベントに参加しました。この日の「大カタルバー」は、秋田市文化創造館で定期開催されているカタルバーというトークイベントの周年記念バージョンで、何人もののホストが同じ会場でカタルバーを実施するというものです。僕はホストとして1)滑琴狂走曲in秋田!を振り返る会、2)吃音宣言の2本のトークテーマを語りました。

 滑琴狂走曲in秋田!を振り返る会では、1月に秋田市文化創造館で実施したパフォーマンス作品の記録を振り返りまとめることを目指しました。当時のパフォーマンスでは会場構成のため観客の定員を20名程度に抑えていましたが、パフォーマンスを終えてみてもっと多くの人に知って欲しい活動だなと感じました。そこで振り返りやアーカイヴの活動がどうやって展開できるのか、それを試す最初の場としてカタルバーを設定しました。

 次の吃音宣言では、武満徹のエッセイ「吃音宣言」を下敷きに、音楽家が吃音症とどのように向きかって表現へと昇華していったのかを発表しました。またイベントの最後にはAlvin LucierのI am sitting in a roomの簡単な実演を行いました。なかなかアンプのゲイン調整が大変でしたが、僕の活動初期に影響を与えた作品をやっと実演できてよかったです。パフォーマンスを終えるころには誰も観客は残っていませんでしたが...笑

 SPACE LABO 2021という企画から1年半に渡って秋田市文化創造館で活動してきました。僕にとっていろんな企画を実現してきた場所でしたが、最後のフリーオープンデーではレジデンスのプレッシャーから解放されて、自然体な自分の作風をお見せできたかなと思います。

▲大カタルバーのイベントレポート記事

▲滑琴狂走曲in秋田!の様子(撮影:伊藤靖史)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?