20191019_リハーサルの様子

京都精華大学でのワークショップ、山下残「屋合」の3日目

2019/10/19(Sat.)

 今日は朝から京都へ移動し、京都精華大学でのワークショップを実施しました。今回のワークショップは京都精華大学が地域の小学生を対象に開催している「こどもガーデン」と呼ばれる企画で、僕はShake Bugという触角型楽器を手作りする内容を実施しました。ワークショップでは英語を使って運営することが条件だったので、当日は留学生の方に手伝っていただきました。

▲ワークショップで制作したShake Bug(シェイク・バグ)

 Shake Bugを題材にしたワークショップは今回で4回目ですが、だんだんと進行が慣れてきて内容も充実してきました。特に今回のワークショップでは電子部品の動作原理を説明できたことが良かったです。今後は参加者オリジナルのShake Bugを開発してもらう流れに挑戦したいです。

 ワークショップが終わってから名古屋に移動して山下残さんのパフォーマンスに参加しました。昨日のパフォーマンスの反省点として、本来は盛り上げていくべきシーンの途中で音量を大きく下げてしまったのでダンスのテンションが落ちてしまったことが挙げられます。なので今日はできるだけテンションをキープしたまま演奏することを意識しました。また山下さんに注目が集まるシーンでは僕のステージ前での動きを制限して、観客の視点が山下さんに向くように意識しました。
 野外での公演ということで、毎日のように環境が変わっていて演奏している身としてはとても楽しく、だんだんと自分の身体が空間に馴染んでいる感触を覚えます。最初は不安定な要素が多くて戸惑っていた段階を過ぎて、野外という環境でもある程度自由に演奏をコントロールできるようになってきたのです。特に今日は自分の鳴らしたい部分で音をしっかり鳴らせたので、明日の千秋楽ではパフォーマンス全体を通して納得のできる内容でフィニッシュしたいです。

20191019_リハーサルの様子

▲リハーサルでの撮影(石を積むシーン)
撮影|蓮沼昌宏、写真提供|アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

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