読んで誰が得するのか全く分からない、長い長い話です。 A子ちゃん 小学校1~2年、3~4年にかけて私はいじめられっ子だった。 その後社会人になった時も先輩からいじめにあったのだが、私の人格形成に深く関わっているのはこの小学校時代のいじめだと思う。 1~2年の時のいじめっ子、名前をA子ちゃんとしておく。 父の転勤 長らく転勤族だった我が家は、何度目かの転勤で両親の地元の県に戻ることになった。私が小学校入学直前の時期だった。 たかだか隣県への引っ越しだが、幼かった私には
注意 長い上に、自分の飼い猫の話しかしていません。 猫の地位がすこぶる高い我が家 猫飼いは嬉々として猫の奴隷を自称することが多い。そして我が家も例に漏れず、猫の地位がすこぶる高い。 暖房機の前で陣取っていても、猫が来たら即座に明け渡さなければならないなんて当然のこと。 ドアの一部をくり抜き、人間を呼ばなくてもほぼ全ての部屋を自由に出入りできるようになっている。 完全室内飼いだが、建物に囲まれた中庭だけは自由に出れるようになっており、好きな時に庭に出ては外の風を楽しんで
Tちゃん Tちゃんは、私の大学時代からの友達である。 同じ学科で同じゼミ、同じ部活という大学時代の殆どを共に過ごした大切な友達だと思っている。 Tちゃんはいつもニコニコしている。誰にでも公平で、ノリが良く頭もいい。一方で部活では全国屈指の実力を持ったすごい選手だった。おまけに美人と非の打ちどころがない。 のんきでマイペースな所は私と一緒だが、彼女の場合に限ってはそれがまた魅力なのである。 Tちゃんのお父さんも優しくて素敵な方で、父との関係が悪い私にはまず父と娘が仲が良
最近、中学校時代の友達(以下A)と些細なことが原因で疎遠になった。 Aと私 Aと私は、20代前半から30代後半になった現在に至るまで、お互いのライフステージが変わっていく中でも2カ月に1度会うぐらい、ラインはお互い何か話したいことがある時にしょっちゅう送りあう親密な仲だった。つい最近までは。 Aとは中学で同じクラスだった。当時はグループの中の一人といった距離感で、お互い一番仲がいい子はグループ内で他にいた。 その後別々の高校に進学したことで関わりも途絶えた。