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期待の新人

Youtubeのオススメに出てきたのは、例のダリルズ・ハウス。ダリル・ホールが様々なミュージシャンを自宅に招いてセッションするという人気番組で、以前ここでも紹介しました。
そりゃ出てくるわな、チャンネル登録してるんだから。

そこでホール&オーツのShe's Goneを歌っていたのが、アンダーソン・イースト。

https://youtu.be/A9TFNKPHQng

うむ、なかなかに良いボーカルである。
この歌唱はデイヴ・マシューズが出てきた頃を彷彿とさせるが、
◆Crush

https://youtu.be/elUwSHjfA94

マシューズはもっとスティング寄り。

そんなアンダーソン・イーストはアラバマのド田舎に生まれたアラサー。親父さんがバプティストの牧師で、映画『フットルース』みたく

「ロックだのブルースだの、世俗の音楽を聴くのは反日!」

な家庭環境だったとか。それでもストーンズやアレサに親しみ、ナッシュビルで歌っていた時スカウトされる。
ナッシュビルといっても、ご覧のとおり彼はカントリーじゃなくR&Bなのよね。

◆Devil in Me

https://youtu.be/N3CjiAKzfBY

※拙訳ながら、歌詞を和訳してみました。

シェルビィヴィルに、ある女の子がいた
彼女は人生を神に捧げていた
第一アンティオキアバプティスト教会
父親がそこの牧師だった
彼女は母親似で可愛く、まだ23歳
彼女が僕の天使になればいいのに
主よ 彼女が僕の内に悪魔を呼び起こしたから

主は僕の思いを許してくださる
土曜の夜にはハイで飲んだくれ
でも日曜日に 教会の回廊で彼女とすれ違い
僕は振り返り、その笑顔を見た
頭を垂れ 聖歌隊の歌を聴く
主よ  彼女が僕の心に悪魔を呼び起こしたのです

柳の木とサマードレス 水面に映る月
僕が牧師の娘を見るとき
神様が良くしてくださるのを覚える
彼女は僕のデリラだ
僕を跪かせ
ああ、彼女が僕の天使だったらいいのに

これはおそらく自身の体験談で、実は俺の体験でもある。元婚約者な。
うむ、いい線いってる。メロディラインといい、ソウルミュージックの捉え方がもひとつ浅いけど。

5月最後の夜に、期待の新人君をご紹介しました。おまえも佐藤輝明みたいになれ。←命令

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