眠れぬ間に間に(中締め)





先日のはこちら(↓)。今回は、「その3・人生観)に至るまでの中締め。

https://ameblo.jp/darshaan/entry-12614302634.html


お盆も中日だしね。

上掲ブログの末尾にアップしたのがシスター・クリスティーナ。ご存知の向き多かろうが彼女はガチのシスター、修道女です。

1988年、パレルモ劇場とオリーブとマフィアで有名なシチリア島、ヴィットーリアで生まれる。本名クリスティーナ・スクッチャ。
ウルスラ聖家族修道会100周年記念ミュージカル『愛する勇気』出演を機に召命され(※)、同会に入る。数年をブラジルで修業し、イタリアに帰国。ローマで修道生活を送っている。
※召命とは、神による招きのこと。霊的要素が強く、聖職者になるのは殆どがこれです。なお、イラクに行ってISイスラム国に殺された後藤健二さんは、聖職者じゃないがプロテスタント。なぜ彼は死を賭してあそこへ行ったのか。

評論家の佐藤優いわく「召命があったのではないか」。俺もそう思います。

シスター・クリスティーナは2014年3月、人気オーディション番組『ザ・ヴォイス』に出演。
これは選考委員が出演者に背中を向け、「良い」と思ったら椅子を回転させて面と向かうの式。その時の映像がこちら。
◆アリシア・キーズの曲〝No One〝

https://youtu.be/0IcuDT46neA

中締めの中締めは、映画『天使にラブソングを』より。
◆My God ー オリジナルはモータウンのMy Guyな。
https://youtu.be/o-K5o4bCsns

シスター・クリスティーナはザ・ヴォイスの選考委員に訊かれた。「法王猊下は君の出演を許可したのか?」。すると彼女、「猊下、わたしに電話してね📞☎️」。
彼女はつまり、神にいただいた賜物・ギフト・タレント(才能。※)を大胆に表すことは、むしろ神を賛美することである。そう考えたのですね。召命もミュージカル出演がきっかけだったし、歌唱で賛美。
※才能を意味する「タレント」が、古代イスラエルの通貨「タラント」に由来するのはご承知のとおり。しかしわーくにTV業界には「タレント」がいないですな、殆ど。

40年前、俺は大学受験の前後に東京は新宿・大久保の叔父宅に居候していた。叔父は言った。

「人間にはいろんなタイプがあってな。振り子に喩えれば大きく振れる奴がいれば振れ幅小さい奴もいる。人それぞれ。
ただし、いいか? スパイス。いずれにせよ中心軸を曲げず、真っ直ぐに保て」

その20年後。神戸でとある牧師先生に出会った。彼は言った。

「スパイス君。大胆に生き、大胆に賛美せよ」

叔父は数年前に白血病で亡くなり、くだんの牧師先生は、いま殆ど目が見えない。が、これらの言葉は金言として、深く心に刻まれた。
だからシスター・クリスティーナのありようにも首肯できるのだ。

再び中締めの中締め。
◆I Will Follow Him   ー Himとはもちろん神のことだが、いろいろ掛け言葉でもある。

https://youtu.be/VPpd-6X3tEo


彼女、クリスティーナは、来日もちろん世界中で歌唱。これはブダペストの様子。
◆Try

https://youtu.be/NZiOLO02kCM

そして例の『値札』。

https://youtu.be/Vu3WF53Qwgc


タレントを生かせ。大胆に生き、大胆に賛美せよ。
「その3・キリスト教の人生観」は、明日敗戦の日に。


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