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クロアチアに日本人柔道家を招待したい.vol.1

こんにちは.こんどうしゅん(@plassperです.

タイトルの通り「クロアチアに日本人柔道家を招待したい!」という企画を始めます.

まずは軽く自己紹介をさせてください.

筑波大学を卒業し,現在クロアチアで柔道指導をしています.4年目がもうすぐ終わります.ナショナルチームと拠点となるクラブチームの両方に所属しています.柔道着を送ってみたりもしています.

ほんとか?と思う方もいるかもしれないので一応URL貼っておきます.

となると,ナショナルチームなのになんでクラブチームが拠点なんだよ?

みたいになりますが,そういうシステムなんです.非常に込み入ったシステムです.これがクロアチアの育成の良いところでもあり,全体の成長を止めているところでもあります.

これは今回の話にもつながってくる話なので,vol.いくつかで詳しく書いていきたいと思っています.


自己紹介はこれくらいにして,本題のクロアチアに日本人柔道家を招待したいことについて書いていきます.

1.クロアチアの何に招待するのか?

2.なぜ招待するのか?どんなメリットがあるのか?

3.noteを読んでいただいた皆様にお願い

の3つに分けて書いていきます.


1.クロアチアの何に招待するのか?

結論から言うと,クロアチアで行われる国際合宿+クラブでのトレーニング参加,交流です.

3月11or12-18日をクロアチア国内のクラブで,19-23日で国際合宿が行われます.

次は,この合宿が開催される背景についてです.

大まかに言うと,現在ヨーロッパにおける柔道の合宿は大きく3つに分かれています.

・OTC(オリンピック トレーニング センター) EJU,開催地連盟の共催→強化

・各連盟主催の合宿→幅広い年代向け.強化

・クラブチーム主催の合宿→育成.交流.幅広い年代に向けて

この3つの枠組みに沿って合宿が無数に開催されています.


その合宿に参加するチーム(クラブ,ナショナルチーム)の課題として,

練習相手不足,金銭的余裕がない(両者とも特に東欧に顕著)があります.

つまり,参加費や滞在費が高く参加しようにもできないことがある,諦めざるを得ないことがあるということです.もちろん試合もありますし,それにもお金がかかります.


この課題を解決するために,十数か国が集まってミーティングが行われました.

コンセプトは,「費用を抑えられる,みんなの都合に合わせた合宿を作っていこう」

・2020年上半期で3回(3月クロアチア,5月オーストリア,6月スロベニア)

・それぞれの大会,オリンピックプログラムを考慮

・毎回6‐7か国参加で100人くらいの中規模合宿(たぶん)


ということで,3月に行われる新しくつくられた合宿に日本人柔道家を招待したいと思っています.加えて,合宿前に国内のクラブで指導したり,練習したり,交流したり,異国の文化を感じたりしてもらえればなと思っています.

2.なぜ招待するのか?どんなメリットがあるのか?

先ほども書いたように,練習相手不足,金銭的余裕がないという課題が特に東欧諸国に見られます.柔道と言えば日本ですが,日本遠征計画も立ち上がっては中止になっています.


今回新しく計画された3回の合宿は,それらを解消する第一歩になるものだと思います.

・練習相手不足の解消

・金銭的に優しい

・閑散期の宿泊施設利用

など,柔道界の課題以外にも地域のイベント作りにもつながります.

そして,ここに日本人柔道家が来てくれることは,合宿にとっても大きなアピールになるし,日本に簡単にはいけない方々にとって重要な機会になります.

そして,来てくれる日本人柔道家にとっても,国際交流,指導体験の機会,自分の柔道を見つめなおすにもなると思います.


合宿が成功すること,その合宿に日本人柔道家に来てもらえることは各方面にとってwin‐winの関係になるはずですし,必ず達成したいです.

3.noteを読んでいただいた皆様にお願い

最後に,このnoteを読んでいただいたみなさんにお願いがあります.

今回のプロジェクトにあたり,合宿側で負担できるのが現地での滞在費となっています.

つまり,航空券代が足りません...

招待する人数は男女3名ずつを考えています.

往復の航空券が1000€/人として,6000€(73万円くらい)になります.


もし,このプロジェクトを支援していただける方は,このnoteを購入していただければ幸いです.売り上げを全額プロジェクトに回します.

本日から毎日noteを更新して,状況報告,予算の開示もしていきます.(僕の懐には一切入りません)

また,クロアチアをはじめとした東欧諸国の柔道事情についても少し知ってもらえればと思います.

できることから.一緒に柔道をより良い方向に導く一助になる活動ができればと思います.どうぞよろしくお願いいたします.

2020年1月13日 近藤 俊


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