【MTGA】青単テンポforデカスロン4

現在MTGAではデカスロンというイベントが開催されている。簡単に言えば10種のフォーマットで勝ちを目指すイベントである。現在私はデカスロン3以外で完走を果たしたのでファイナルの挑戦権は獲得している(混合シールドは相当苦手なので)。この記事ではデカスロン4で使ったデッキを紹介したい。なんで終わってから紹介するんだよという話ではある。
記事自体は無料ですが投げ銭用に0文字有料エリア作っておきます。

フォーマット紹介

デカスロン4のフォーマットはEmblem Standard(日本語だと誤訳されてた感じなので英語で)。カードプールはスタンダードで、最初の3ターンのアップキープに「宝物・トークン」「手掛かり・トークン」「食物・トークン」を好きな順で1つずつ生成する紋章を持った状態でゲームをする。
実際にやってみると通常のスタンダードより感触が違うことが分かる。ていうかこのためにワイルドカード割って作った白単ミッドレンジが何も役に立たず青単テンポ改造した方が簡単だったというオチ。

デッキ概要

まずはレシピ。

デッキ
4 トレイリアの恐怖 (DMU) 72
4 衝動 (DMU) 55
4 発見への渇望 (VOW) 85
19 島 (MIR) 336
2 アーテイの嘲笑 (DMU) 48
4 消えゆく希望 (MID) 51
4 かき消し (SNC) 49
4 考慮 (MID) 44
4 高波エンジン (BRO) 81
4 攪乱プロトコル (NEO) 51
4 傲慢なジン (DMU) 52
3 とんずら (SNC) 62

MTGAよりエクスポート

MTGOのStandard Challengeの入賞デッキを元に改造したもの。アーティファクトが必ず最初の3ターンで生えることを利用し《攪乱プロトコル》を採用してるのが特徴。

デッキの動き自体は至極簡単で、クロックを展開して攻撃しながら相手の動きをカウンターとバウンスで遅くする。その間に勝つ。マナを残しながら動くことを前提とするので、このターン何ができるか/何をしてはいけないかを考えながらプレイすることが要求される。青単テンポミラーは地獄というか神経のすり減り方が尋常じゃないが、初心者向けではないかという説はある。逆に青単テンポに当たるとマジックがやになるという説もある。

カード紹介

今回採用したカードの個別紹介。採用しなかったカードについては個別では触れない。

島(19枚)

土地。もちろん1枚《天上都市、大田原》と入れ替えてもいい。今回は《発見への渇望》との兼ね合いで全部島。
19枚の理由は21枚で回したときにマナフラッド気味だったので雑に減らしたから。青単テンポはスクリューよりフラッドの方が致命的なのでできればギリギリまで絞りたいところ。ローテーション前だと裏面土地があったのだがまぁあれはスタンダードにしては強いので仕方ない。

高波エンジン/傲慢なジン/トレイリアの恐怖(各4枚)

クリーチャー枠。それぞれ「分割3マナ3/2アンブロッカブル」「3マナタフ4飛行」「最小1マナ5/5護法2」といった感じ。基本的にクロックを刻むのは《高波エンジン》と《傲慢なジン》で、《トレイリアの恐怖》はブロッカーとしての運用が多め。特に《高波エンジン》のブロックされない能力が優秀で《秘密を掘り下げる者》よりも安定した運用が可能。《傲慢なジン》のコスト軽減能力は強力だが、これを前提に唱えて打ち消されたときが悲惨なので盤面をよく考えること。

考慮/衝動/発見への渇望(各4枚)

ドロー枠。《秘密を掘り下げる者》を採用していないのでそこまで重要性は高くないが、これらのお陰である程度土地を減らしてもデッキが回る。土地を絞ってるので《発見への渇望》でインスタントを2枚捨てる選択を取ることもたまにある。

攪乱プロトコル(4枚)/かき消し(4枚)/アーテイの嘲笑(2枚)

カウンター枠。《アーテイの嘲笑》は最後に雑に入れたのだが《呪文貫き》の方がよかった気がする。《攪乱プロトコル》が今回のフォーマット特有の戦略で、必ずアーティファクトが出ることからほぼ《対抗呪文》として扱うことが可能。ヒストリック禁止、モダンで使われてるカードが弱いわけがなく、相手の動きを鈍らせるのには十分。むやみに打ちすぎると弾切れになるのでマストカウンターを見極めるのが重要。

消えゆく希望(4枚)/とんずら(3枚)

残り。《消えゆく希望》でテンポを取り《とんずら》で除去を回避するのが基本だが、緊急回避的に自分のクリーチャーに《消えゆく希望》を打ったり、相手クリーチャーをフェイズ・アウトして奇襲的にゲームを決めたりも可能。やはりむやみに打つと大変なことになるので盤面をよく見ること。

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