老人とiPad

高齢父は80越えてもパソコンでWordを使っていたが、次第にわからなくなり使わなくなりガラケーのメールもできなくなっていた。が、90越えてもiPadの脳トレゲームだけはやっている。日本地図に県を埋め込んだり、数独などなど。

先日不具合があるとかで送り返してもらうと、ホーム画面が別世界になっていた。
訪問看護師さんたちの親切が凝縮されたのか、キーボードがに分割され(ワラウ)読み上げられ(ウルサイ)枠が表示され(ナニコレ)2回タップで決定されるようになっていた。…つまり「あ」を選択して枠が表示され(あ選択とアナウンス)→2回タップで「あ」が入力される(あ入力のアナウンス)
みなさん、手が震える父のためにそれがベストと改造してくれたのだろう、ありがとうと思った。

しかしうるさいことこの上ない。
ノーマル車を納入したのに、アンサーバック付き(車をロックした時のキュンキュン音)やら鬼キャンやらになって戻ってきたような驚きやわ。

が、ノーマルに戻して送り返してもすぐ動かなくしてしまい、再度送ってもらうことに。検証してみると親切の凝縮ではなくiPadのホームボタンを何度も押しアクセシビリティのショートカットを出し、ショートカット内のメニューを全て選択してしまっていたのだった。落ち着いてキャンセルを押せば問題ないのに、なんでも押してしまったのだろう。

手も震えるから、何度タップしたか、していいのかわからなくなるよな。
なんか出たらよく読まずに押すのは老人あるあるなんだろう。ちょん♪とリズミカりに押すなんてのは無理なんだろうな。

根気強い私偉い(自画自賛)
みなさんありがとうの気持ちが迷子になった