七度狐とやさぐれパンダ

某落語家さん演じる七度狐を初めて聞いた時は、「なになになになに?!そのいにしえのせりふ!!!!!!」😍とまあ、一眼ボレというか一聞き惚れというか。京都の方でどちらかというと狐寄りなルックスなのもあってか、まあそれは素敵なハマり役だった。狐を演じられる時は立って体を少しひねってらしたような、一瞬だったので美しい幻のようだったのだけど(まあそんな存在だよな、七度狐)

人外というか妖怪というか、昔の人も好きなんだろうな。ちょい悪りぃ狐が好きよね。鳴り物のドロドロ効果もあって気持ちは「!!!キターーーーーーーー」のあの顔文字そのもの。この感動を布教したい。

数々の悪さをする狐に喜六と清八っちゃんは「騙されて麦畑」でIKKOさん風に言うところの「幻しぃぃぃぃ🤞」続きでおかしいんだ。楽しく騙されていいよなあ。そんなわけで令和三年のマイナンバーワン落語は七度狐。

(三十石も死神も除夜の鐘もまめだもどれも素晴らしいのですが、七度狐を知らなかったので嬉しさ効果あり)またいつかされることがあれば、地の果てまで聞きに行こうと思う。

※あ、柳家喬太郎さんの「流山動物園」もマイナンバーワンだったかもしれぬ