想定外の対応

アジャイル開発というのは一言でいうと「やってみないと分からないのでまずやってみよう」という考え方です。それはその通りでこの世のたくさんの物事において、やってみないと分からない。ことはたくさんあります。何かサービスをリリースしても予定通りになることはない。まったく流行らないかもしれない。殆ど想定外の出来事が頻発します。その時に臨機応変に対応するしかないのです。
したがって想定外を想定するということ自体が矛盾しているのです。

いくら考えても分からないことがあるからやってみて、その都度対応していくというのは合理的です。

ミッションクリティカルといわれてミスがないように作られたシステムがダウンしてしまうことがあります。AWSもダウンすることがあります。したがって想定外は常にある。リスクを0にする方法は、ないのです。

台風が来れば、飛行機は飛ばなくなります。それは利用者にとってはとても迷惑ですが、仕方ないのです。そういうクレームを言っても仕方がないのです。
システムも同じで、急に止まってしまうことがありますが、システムとはその程度のものです。最初からシステムに過度の期待をしてはいけないものです。たまに壊れるけれどもそれを許容する必要があります。

そして想定外に対していかに臨機応変に対応できるかが、今後の企業には求められます。
その際に判断力が重要となります。判断力の速度がそのまま成果に直結します。悪い判断をしたらすぐに撤回すればよいのです。良い判断も悪い判断もできないのが最悪です。それが
一番チャンスを逃す。その時には自分の責任で決めないといけない。

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