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マーケティング担当者とって重要な3つの能力

1つ目は説得力です。社内外の人々と交渉する必要があります。 交渉を実施して、自分の理想を実現するための支援をしてもらう必要があります。 ですのでまず、交渉力。営業力。説得力が最も大切です。 素晴らしい施策を考えることができても、そのほとんどは反対されて消えていきます。なので、マーケティング担当者として大切なのは説得力です。最終的には、人は論理だけでは動かず最後は感情が必要なのです。 論理的な話をしている人も実際は、非論理的な理由で反対していることが多いのです。こういう人

    • 想定外の対応

      アジャイル開発というのは一言でいうと「やってみないと分からないのでまずやってみよう」という考え方です。それはその通りでこの世のたくさんの物事において、やってみないと分からない。ことはたくさんあります。何かサービスをリリースしても予定通りになることはない。まったく流行らないかもしれない。殆ど想定外の出来事が頻発します。その時に臨機応変に対応するしかないのです。 したがって想定外を想定するということ自体が矛盾しているのです。 いくら考えても分からないことがあるからやってみて、そ

      • 凡人のための成功論

        ・世の中には早熟と非早熟の人間がいる。 ・早熟の人は全体の1%である。彼らは天才と呼ばれることもある。 ・したがって人口の99%の凡人はまずは自分が凡人であることを自覚するべき。 ・早熟の人の成功論は、99%の凡人には当てはまらないので再現性がない。 ・早熟の人は往々にして世間とずれている。そして早熟さ故に努力を怠り、脇が甘くなる。 ・早熟の人は中年に差し掛かるにして、そのずれが肥大化して大きな失敗をすることが多い。 ・早熟の人は周囲から評価されない場合、非社会的になることも

        • 日本企業からイノベーションが生まれない理由

          日本企業における意思決定のスピードが遅い原因としては日本においては互いの合議というものを極めて重視するため 日本においては調和を重視し周囲の人と軋轢を生まないということが重視されます従ってドラスティックな改革や早急な改善というものはなかなか進みにくくて関係者に対する説明に長い時間がかかってしまいます しかしこれ自体は特別悪いことでもないと思います 合意するために時間がかかるということは一度決定してしまえばそこから方針転換をすることなくスムーズに進めることができるためです

        マーケティング担当者とって重要な3つの能力

          深層心理の影響

          人間には深層心理があり、深層心理で願ったことが実現してくる。深層心理で願うということは本人も自分が何を願っているのが無自覚のことが多い。未来はこのようになると自分の心の奥底で描いている未来を引き寄せてくる。したがって、成功をイメージしている人は成功し失敗をイメージしている人は失敗する。これは、短期的にはそのようにはならないこともあるが長期的にはそのようになっていく。世の中には、苦労好きの人がいて、こういう人は自ら求めてそういう惨めな境遇を求めていく傾向がある。こういう人に足り

          深層心理の影響

          システムエンジニアという言葉は誤解の温床。

          システムエンジニアという名前は誤解されている。実際、この名称は100害あって一理なしである。広すぎて何を指しているのかわからない。理系ですというくらい広い。理系だからプリンター直せるよね、理系だから、精密機器を使えるよね?というくらい誤解を生みやすい。そして、このシステムエンジニアと名乗る人たちの多くは文系だったりする。 そして大手企業において、システムエンジニアという名前がついていても実際はシステムのことはあまり専門性がない人もいる。こういう人のやっていることは社内調整と

          システムエンジニアという言葉は誤解の温床。

          優秀なのに成功しない人の特徴

          世の中には優秀だが成功しない人がいる、こういう人の特徴は2点ある。 1つ目は悲観的である。ということだ。こういう人は頭がよいので、すぐにリスクを見つけることができる。それは必要なことだが、一歩間違うとうまくいかない理由ばかりを探していく。なので、こういう人はちょっと逆境になると敗北宣言をしてしまう。 2つ目は嫉妬が強いことである。こういう人は嫉妬心が強く成功者を見ると、そういう人を拒絶してしまう傾向がある。こういう人は、そういう成功者になりたいのだけれども成功者に対しての

          優秀なのに成功しない人の特徴

          極端に流れると失敗する。

          極端に流れると失敗する。世の中がある方向に進んでいるときに、その方向に進みすぎると失敗する。マスコミはそれを過度に助長するので気を付けないといけない。例えば、2000年頃はこれから先はウェブの時代と言われていたが、それから数年たってITバブルがはじけると今度はウェブそのものが幻滅された。手のひら返しである。持ち上げすぎて、落としすぎる。というのがマスコミの傾向なので、それを考慮しないといけない。働き方改革やリモートワークなどこういうものは今後注目されるが、またどこかで落ちてい

          極端に流れると失敗する。

          経済的基盤の確立

          経済的基盤の確立は極めて重要である。何か大きなことをなすためには、まず一定規模の経済的基盤がなければ、自由時間を捻出することはできず、経済的に安定するための労働に時間を割かれてしまう。やりたいことを仕事にすることは大切であるが、何かやりたいことがあるのならば、まず経済的にどのように基盤を確立するかを考えた方がよい。経済的に安定すればほとんどの問題は解決する。悩みは経済的に安定すれば、解消するものが多い。したがって長期的に経済計画を立てることが極めて重要である。若いころは経済的

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          優秀な人間を採用したがる経営者の落とし穴

          ある社長へのインタービュー記事で「圧倒的に優秀な人しか来てほしくない。」と書いてあってこの会社はまずいだろうと思った。これはとても難しい部分である。基本的に起業をして、一定以上の成功を収めた人は勘違いする。創業社長は「1万人いたらその中で自分が一番仕事ができる」と思っている。しかし実際はそこまでということはなく、10人に1人くらいの仕事能力である。人口の上位1割。これでも相当優秀である。しかしこの乖離が大きすぎるのだ。そしてなぜ事業が成功したかと言えば、自分以外の要素がかなり

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          マーケティングは経営者の仕事

          マーケティングというのは4P分析を行い、なにをいくらでどこで、などを決めていくことである。 マーケティング担当者という名前の付く人のうち、実際にマーケティングをやっている人はあまりおらず、 実際は、4Pのうちのプロモーションの部分、さらにそのプロモーションのごく一部だけを担当していることもある。 例えばデジタルマーケティングの部分だけやっているのにマーケティング担当者とか、 インターネット広告運用担当なのに、マーケティング担当者とかそういうことがある。 マーケティング担当

          マーケティングは経営者の仕事

          マーケティングの仕事は探偵に似ている

          頭の悪い人が何か仕事をしたことを証拠として示すためにA/Bテストをしたり、グーグルアナリティクスのデータドリブンアトリビューションを変更したり、とりあえずMAツールを導入したりということで、仕事をした気になっている。しかし、実際マーケティングの本質は、「顧客が良い商品と判断するものを適切な人に知ってもらい購入してもらう」ということである。 良い商品であることが大切である。良い商品でなければ、売れない。売れてもクレームだらけになる。売れなくなる。そしてよくない商品を売っても社

          マーケティングの仕事は探偵に似ている

          デジタルマーケティングの世界は先行者利益の世界である。

          デジタルマーケティングの世界は先行者利益の世界である。先に先行したものが成功する。したがって広告代理店から紹介された時点ではもうかなり先行者利益は消失している。先行者が高い利益を得ることができるが、それは半年から1年で消失するので次の先行者利益を得る必要がある。少なくともデジタルマーケティングの知識は浅い人間が「こういうものをやったらどうだ」というのであれば、それは「株の知識のない靴磨きの少年が株を買ったらよい」と進めるようなものだから、もうかなり遅い。 多くの場合、経営層

          デジタルマーケティングの世界は先行者利益の世界である。

          デジタルマーケティングの仕事について

          1)そんなに良い商品だったら、自分で使うはずである。 デジタルマーケティングにおいては常に流行が変化する。したがって今年価値があるものが来年は、グーグル様やアップル様の仕様変更により使えなくなることが多々ある。したがって今成果を上げる方法と来年成果を上げる方法は全く異なる。この部分を理解せずにパブリックDMPなどを作って、ITP2.3で致命的な影響を受けた。これをパブリックDMPを勧めた広告代理店が弁償するわけでもない。特に広告代理店は、数千万円の商品を持ってくるが、実際は

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