凡人のための成功論


・世の中には早熟と非早熟の人間がいる。
・早熟の人は全体の1%である。彼らは天才と呼ばれることもある。
・したがって人口の99%の凡人はまずは自分が凡人であることを自覚するべき。
・早熟の人の成功論は、99%の凡人には当てはまらないので再現性がない。
・早熟の人は往々にして世間とずれている。そして早熟さ故に努力を怠り、脇が甘くなる。
・早熟の人は中年に差し掛かるにして、そのずれが肥大化して大きな失敗をすることが多い。
・早熟の人は周囲から評価されない場合、非社会的になることも多い。
・若年期において、凡人と早熟が対立した場合には凡人には勝ち目がない。
・凡人と早熟は比較してはいけない。それは比べても意味がない。凡人が比較するべきは凡人との比較である。
(すべての物事には例外が存在するが、例外は異常値である。計算に含めるべきではない。)
・凡人間の比較では、団栗の背比べ であり、周囲に自分より優れたように見える人がいても、彼らは自分とあまり基本的な才能には大差はない。多少努力すれば乗り越えることはできる。
・その差を分けるのは、努力の量である。
・早熟と凡人の能力差は50代以降には縮まってくるので、凡人は、じっくりと長期的に計画を立てて競争すること。
・自分の能力、実績以上に評価されることによるメリットはない。それはバブルである。次に待っているのは大暴落である。


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