日本企業からイノベーションが生まれない理由

日本企業における意思決定のスピードが遅い原因としては日本においては互いの合議というものを極めて重視するため

日本においては調和を重視し周囲の人と軋轢を生まないということが重視されます従ってドラスティックな改革や早急な改善というものはなかなか進みにくくて関係者に対する説明に長い時間がかかってしまいます

しかしこれ自体は特別悪いことでもないと思います
合意するために時間がかかるということは一度決定してしまえばそこから方針転換をすることなくスムーズに進めることができるためです

従って時間がかかってるように見えながらも結果的にはスムーズに進むこともあります

ただ一番の問題点は日本人の傾向性として失敗を気にする恐れるという傾向が強いということです簡単に言うと日本人はあまり失敗をしないように物事を考えて組み立てていく傾向があります

これは日本の学校教育にも関係してるのですが以下に失点をしないかということを重視します従って失敗してもいいから自分でやってみなさいというような教育はあまり日本では行われません

どちらかというと周囲の大人がおせっかいで子供が失敗をしないように事前に失敗の芽を潰してしまうため自然と失敗しないことが正しいことであるというふうに日本人は思うようになっていきます

ですので欧米企業と比べて技術力が優れていた日本がイノベーションを起こせなかったということはこの失敗を恐れているという文化にあると思います

日本人のイノベーション能力が高いということは日本から発信しているアニメや漫画などのクリエイティビティを見ていただければよく分かると思います

日本のクリエイティビティや発想力は極めて高いものがあると思います
しかしながら日本の大企業や会社員は失敗を恐れてなかなかそれを実行した実現することはありません

逆に言えば漫画家やクリエイターと呼ばれるような人々は人から評価されなくてもそんなものは気にせずにどんどんやってみようという価値観であります
従って失敗を恐れずにどんどんと作品を作成する中で良いものが出来上がってきたという文化があります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?