【高認試験講座・相談はじめます】

【高認試験講座・相談はじめます】
(長文ご容赦ください)

《高認試験とは》
「高等学校卒業程度認定試験(高認)」は、高校へ通わなくても高校卒業同等の資格が得られる、文部科学省実施の試験です。2004年までの名称「大学入学検定試験(大検)」の方がピンとくるかもしれません。受験料は最大7科目で8,500円、兵庫県内の受験地は神戸、試験は年2回(平成30年は8月と11月)です。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/

なんらかの理由で高校に通っていないが、高校卒業の資格、大学受験資格が欲しい方が受験されています。

ゼロの学校は、この試験の受験のための授業をはじめます。
まずは、ご相談ください。

《経緯》
学齢期で学校に行けない子、行かない子は、おそらく皆さんの想像以上に多いです。クラスに4,5人は不登校、と聞いても誰も驚かない。

現場の努力にも関わらずこのような状況になっているのは、現状の学校のシステム自体が制度疲労を起こし、アップデートが難しくなっているのが原因ではないかと個人的には思っています。

また、学齢期の子供が学校に行かない場合、本人だけでなく家族も厳しい状況に置かれます。
昼夜逆転、ネット依存、同級生との違いからの焦り、家族との確執などから、更に学校へいきづらくなり、高卒資格がないので社会にも出るのが難しく、ますます家から出られない、という負の連鎖に陥りやすくなります。

この負の連鎖を断ち切りたい。それが今回の授業の目的の一つです。

もちろん、何がなんでも学校に行くのが良いとは限りません。また、「学歴」の関係ない、実力が全ての仕事もあります。しかし、高校卒業の資格が必要となる分野では、それがなければいくら希望しても門前払いとなるのが現実です。

高校に通わなくても高校卒業資格を得る方法には、通信制高校の他には高認試験しかありません。その試験対策講座は、ネットで検索するとたくさんの広告がヒットしてきます。

当校での高認試験講座は、豊岡ローカルで、顔の見える授業を行うものです。異なる職業と経歴、年齢も20台から60台までが集まるシェアスペースの2階が教室。気軽に、広い視野からの相談もできることと思います。生徒も、学生だけでなく、社会人の方も通っているので、いわゆる進学塾だと通い辛い人も来やすいのではと思います。

なお、昼間の開校については、少し状況をみながら実施します。実施の際は、別途、広く寄付金等を募り、人件費・光熱費等の必要経費に充てたいと考えています。

《講座内容》
現に高校生の大学入試の授業を行っており、基本は変わりません。料金もその部分に関しては全く同じ(月4回15,000円、別途入学金)で考えています。

教材は、既にお持ちの教科書や参考書で結構です。必要に応じて実費のみで購入をお願いすることはありますが、独自の教材の購入などは考えていません。

《試験対策》
高認試験の過去問を見ると、難問奇問はありません。基本をしっかりマスターすること、具体的には教科書の章末問題を繰り返しマスターすれば大丈夫です。これは、この試験に特別なことではなく、最も安価かつ効果的な方法として皆さんに推奨するものです。

《相談》
人によって置かれている状況が異なります。現有する学力、家庭状況、本人の希望などを聞き取ってからの授業となります。相談と体験授業は無料です。気軽にお申し出ください。

《最後に》
日本は、明治維新からの急速な社会の変化と、高度成長期の成功体験の残滓、その他諸々の要因により、なんとなく許容性の乏しい社会になっているのではないかと思っています。合わない人が出てくるのも当然だと思います。
しかし、どんな形であれ、この21世紀の日本に住んでいるということは、客観的に見て、奇跡に近い幸運なことです。

ゼロの学校のテーマは「自由」です。自由とは、本当にやりたいことをやることと考えています。
せっかく生まれてきたんですから、自由を楽しむため、遊びにきて、少し学んでみませんか?


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