Google検索の未来:ユーザーファーストを装う独裁者によるメディアの奴隷化
Google I/O 2024でGoogle検索の未来について発表があった。内容としてはまさに「検索の未来」とも言える内容で、確実にGoogle検索は便利になっていくだろう。
以下の記事でも書いたが、検索力が低くても欲しい結果が得られる時代になる。今までのGoogle検索はそれなりに検索キーワードを選定した上で調べなければ必要とする結果に辿りづらかったはずだ。しかし今後は生成AIによるユーザー意図の汲み取ってくれたり、チャットボットのように一緒にブレストしてくれたり、色々と計画を一緒に立ててくれたりと、検索者の能力に依存せずに必要な情報が得られる時代が来るようだ。
この流れ自体は大歓迎だが、ウェブメディア運営者として気になることが2つある。
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