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愛するサッカークラブのこと

こんにちは、鶴田です。
写真は大然です。

今日は僕が愛するサッカークラブについて書いていこうと思います。
永遠に話せる内容なので、なるべく手短にまとめる。

横浜F・マリノス

Jリーグの1部に所属するこのチームが、僕の愛するクラブです。

ざっと説明すると、日本リーグ(Jリーグができる前のリーグ)時代からの強豪チームで、最近では2019・2022年とJリーグの王者になってます。

ちなみにJリーグが始まった時のオリジナル10(最初の10チーム)であり、始まって以来1度もJ2(2部リーグ)に落ちたことがない。これは自慢。

最近では縁遠くなったけど、日本代表にも多数の選手を輩出してきた名門クラブでもある。

僕はこのクラブを30年ほど前から愛しています。
詳しい経緯は後述するけど、もう好きというレベルではないので、あえて愛するという言葉を使っています。

自分の人生の一部だと胸を張って言える。
嬉しいことも悲しいことも、一緒に味わってきた気でいます。

経緯

僕の父親は九州の日産自動車に勤めていたんだけど、この人がまぁ会社愛に溢れた人で、日産自動車が絡むとなんでも応援する人だった。

日産自動車の社会人野球部が都市対抗野球に出場したら、九州の片田舎から東京ドームに観戦しに行くぐらいの熱さだった(僕も行った)

そんな中でもサッカーは特別で、日産サッカー部から応援していたそう。
そんな父の息子である僕にとってこのクラブは、Jリーグ開幕の時から常にそばにいる存在でした。

イングランドの家庭が親子三代で地元のクラブを応援するように、鶴田家では自然と家族全員でマリノスを応援していた。

九州に住んでいたので中々マリノスの試合を生で観戦することはできないのだけど、たまに地方でやる時は必ず行ってたなぁ。

試合後は空港に向かって、選手たちが帰るのを見送ったこともある。
当時のスター選手である井原正巳さんや、川口能活さんに握手してもらった経験は、いまだに忘れられない記憶だ。

どんな時でも

マリノスについて人に話すと「よくそんなに好きでいられるね」とか「なんでそんなにずっと応援できるの?」と言われることもある。

でも僕にとっては、自分のDNAに刻まれていることなのだ。
どんな時でも嫌いになることができない。言わば家族同然。

例えば、古くからの名門と言われたマリノスだって暗黒期はある。
2004年にJリーグで優勝してから、次優勝するまでに15年かかるのだが、その10年間あまりは本当に酷かった。
当時のマリノスの試合は非常に退屈であり、自分の中では眠くなるつまらないチームの代表格だった。

多分マリノスに興味が無い人が観たら確実に寝る。
好きなはずの母もテレビの前でよく寝てた(笑)

監督も選手も1年ごとに入れ替わり、一貫性のない補強を繰り返すフロント、日産自動車の赤字補填に甘え経営努力の見えないクラブ体質など、不満は腐るほどあった。
功労者も雑にクビにするし、このクラブに未来は無いとも思った。

でも嫌いにはなれない。
まるでたまに優しいところを見せるが、基本クズな男の彼女のような気分。

だけどそんなクズ男は意外と将来性のある野郎で、2015年頃からマンチェスターシティグループと資本提携を行い、明確な方針に基づく補強・監督の選定・日産自動車に甘えない経営努力などで見事に強豪に返り咲く。

今では90分目が離せない攻撃的なサッカーを展開している。
長年信じ続けていると、良い思いをすることもあります。

どうしても欲しいタイトル

マリノスはリーグ優勝も獲ったし、カップ戦ももちろん獲った。
国内のタイトルはほぼすべて手中に納めているという幸運に恵まれている。

だけどACL(アジアのクラブチームNo.1決定戦)で優勝したことはこれまで無い。Jリーグの強豪を名乗るのなら、これは絶対に欲しいタイトルだ。

そんなチャンスが今、まさに手の届くところにあるんです。
日本時間5月26日(日)深夜1時から、UAEにて決勝戦が行われます。

DAZNで無料配信するそうなので、少しでも興味のある方には是非観て欲しい。初めて観る方にとっても、必ず面白い試合を展開してくれるチームなのは間違いないから。

これを機に、マリノスを好きになってくれる人が増えてくれるとめっちゃ嬉しいし、Jリーグに興味を持つ人が増えたらもっと嬉しい。

この大会、マリノスだけじゃなく、Jリーグにとって重要なんです。
アジアのタイトルをJリーグのチームが獲ると、AFC(アジアサッカー連盟)のクラブランキングが上がり、ACLやクラブワールドカップの出場枠拡大に繋がるし、Jリーグの人気拡大にも繋がる。

Jリーグが注目されると、世界から日本の有望な選手に目が行きやすくなり、海外移籍も増え、日本代表も強くなる。
クラブの強化が代表チームの強化にも強く関わると僕は思う。

最後に

今回は僕が愛するマリノスについて色々と書いてみました。
僕はたまたま親の影響等もあり昔から好きなんだけど、Jリーグは決してサブカル的な、コアに好きな人だけが集まるコンテンツになってはいけないと思っている。

老若男女問わず、みんながゆったりと楽しめるコンテンツであることが理想だと僕は強く思う。

ヨーロッパの真似をして過激なことをする必要はないし、真似をするのは親子揃ってチームが好き、というもので良い。
勝った負けたで一喜一憂するような人の生活に寄り添った「文化」として育ってくれることを望む。

今、Jリーグのチームはカテゴリー問わずで言うと、各都道府県にはだいたいある。
このnoteを読んで少しでも興味が湧いた方は、是非自分が住んでいる地域のチームの試合を一度でも観に行ってもらえると良いなと思う。

強いチームじゃなくても、スタジアムに行ってみると美味しいご飯もあったり、イベントがあったりするので楽しめると思います。

サッカーに関してはちょいちょい書いていくと思うけど、とりあえず今日はこの辺りで。

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