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自己紹介 と 映像アーカイブ

はじめまして!

プラネタリアンの井上タクミです。

プラネタリアンPlanetarianというのは、「プラネタリウムを投影する人/プラネタリウムで働く人」のような意味の英語ですが、気持ちとしてはもう少し広く、「プラネタリウムに携わる人」というくらいのニュアンスで使っています。

自分に肩書をつけようと考えてみて、居心地が良いなぁと思ったのがこの肩書でした。

最近のプラネタリウムは、デジタル技術がだいぶ普及して演出の幅が広がったり、映画のようなフルドーム映像が、プラネタリウムのドーム一面に映し出せるようになったりと、昔ながらのものとはずいぶんと変化しています。

今後は、ヘッドセットを使ったVR(バーチャルリアリティ)や、ネット配信される映像などが普及して、プラネタリウム施設に収まらない範囲の話題が、プラネタリアンにとって、さらに身近なものとなってきそうです。

そんな映像技術の変化の真っ只中で・・・自分が興味を持っているのは、どの範囲までのプラネタリウムなのか。

ま、それは正直よくわからないけれど、ありがたいことに新しい物好き、というか物好きな性分もあって、プラネタリウムにまつわるいろんな変化・進化を、すごく楽しんでいます。

そして、それだけでなく、自分自身も良い変化を作っていく一員になれたらいいな、と。

そんな思いで、noteでは、プラネタリアンとしてのアイデアやノウハウ、関わっているプロジェクトの情報などを、発信していこうと思います。


プロフィールに代えて、私自身の経歴や映像アーカイブなどを、こちらの投稿でまとめてみます。

■デジタルプラネタリウム(デジプラ)

デジタルプラネタリウム(スペースエンジン)主な使用歴
・Uniview
・Digistar4(五藤光学バーチャリウムⅡリリース4)
・Mitaka
・ステラドームプロ

■映像記録(デジプラ関連の、発表や実演)

デジプラを活用したスクリプト演出関連で、映像記録があったものを集めてみました。

デジタルが普及する前のプラネタリウムとくらべて、いまの時代のプラネタリウム(とくにデジタルプラネタリウム)は、演出の幅広さが全く異なります。
映像宇宙空間を自在に飛び回ったり、科学的なシミュレーションに様々な映像演出を組み合わせてみせたり。素晴らしい可能性を秘めたシステムが普及したので、あとはもう、ユーザー次第

なので、いちプラネタリアンとしては、ぜひともいろんなデジプラユーザーのアイデアやセンスに触れて、自分の発想の幅を広げていきたい!

<五藤ハイブリッドシステム 使用例実演>
(2013年1月 ハイブリッドプラネタリウム研修会)

スクリプト演出での、[オートメーション] と [ライブ操作]の使い分け


<Digistar /Uniview 演出例>
短めスクリプト演出の作例


<Mitaka実演(サイエンスアゴラ2010)
「ボイジャーが見た宇宙」

<デジプラ関連 発表(第14回デジプラWG ワークショップ)
前半「うれしたのし、カスタマイズ」の話 と
後半「アナログの魅力を引き立てる、デジプラ演出」の話


<Univiewスクリプト>
市民グループ「星の語り部」による脚本・画像素材を、プラネタリウム番組としてスクリプト制作/映像演出


■国際科学映像祭(IFSV) 関連

実行委員として、映像メディアの将来を楽しく模索しております。


・JPA全国大会 広島2017での発表

■番外編

17歳井上タクミ少年の、初監督作品! 高校文化祭での映像&舞台演出です。(進行、演出、脚本、映像編集、音響編集、を担当。あと、ちょい出演も)


■お気に入り(影響を受けた人やコンテンツなど)

・NHKの科学ドキュメンタリー(アインシュタイン・ロマン

こどもの頃から、特に宇宙・科学の番組が大好き。
大学の頃に、改めてアインシュタインロマンを見て以来、科学映像の作り手になりたい、という思いを強烈に意識するようになった。

・名古屋市科学館のプラネタリウム

高校の時、友の会会員になって毎月通っていた。
温かみのある雰囲気のなかで、先端科学の話題をじっくりたっぷりと満喫できる、なんとも贅沢な場所。

・佐治晴夫先生

大学生の頃、ふとしたきっかけで参加した講演会で、一生モノの衝撃を受けた。「これが、科学のセンスです」と佐治先生のいうことばに、圧倒された。
そうだ、だから自分は科学が好きだし、もっと知りたいと思うんだ。
そしてその科学の魅力を追求することが、自分のライフワークなんだ。
そう確信した。

仙台市天文台制作 プラネタリウム震災特別番組「星空とともに」

 星を見上げて、自分の心と向き合うこと。
 そして、空を見上げていた 誰か の思いに触れること。
プラネタリウムの原点を、何よりも教えてもらった、特別なプラネタリウム番組。


■プラネタリアンとして

<影響を受けた経験(経歴)
・米国留学時のTA(ティーチング・アシスタント)
・英会話学校の講師

<得意なこと>
・教える相手以上に自分が楽しむこと/科学好きな人と共鳴し合うこと
・シンプルな道具を、のびのびと使いこなすこと

<目指したいこと>
・いろんな架け橋になること
  科学者 ⇔ 非専門家
  日本 ⇔ 世界
  プラネタリウム ⇔ 他ジャンルメディア
・変化をたのしむこと
  時代の変化 ⇒ 適応と開拓
  自分自身の変化 ⇒ 成長・進化

■このnoteで、目指したいこと

・プラネ業界以外の世界に、プラネタリアンの感性を晒してみる!

色んなジャンルのクリエイターさんがそれぞれ発信し、また通りすがりで気軽に声を掛け合うような、そんな気ままな交流もしやすいのが、noteの大きな魅力☆

・発信することで、さらに学び上手・楽しみ上手になる!

自分のアイデアや実例など、発信するために振り返ったりまとめ直したりすることで、自分の考えが整理される。そしてそれが、新たな刺激を受けるときにも役立ち、受信(学び・たのしみ)上手にもなれる ♪

・オフラインで人に会ったときに伝えたいことを、書き留めておく

自分が興味あること、考えを巡らせていること、企んでいること… だれかとガッツリ話をしてみたいことをあらかじめnoteに書き出してみる。
会ったときに、しっかり話せる準備、というだけでなく、アウトプットを続けることで、会いたい人と、より多く会えるようにもなる気がする。

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