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終末期とエッセンス

先日「ペットのために、エッセンスを選んでほしい」というご依頼がありました。
それは、余命わずかと診断され、安らかに旅立ってほしい……という飼い主さんの切なる思いによるもの。

このご依頼を受けたとき、2009年秋に受講したアラスカン・エッセンスの作り手、スティーブ・ジョンソンさんのワークショップでのやりとりが思い出されました。
それは、質疑応答の中で、自然発生的に生まれたお話です。

ワークショップの参加者の中に、病で余命宣告を受けたご家族にレスキューレメディを用いた体験を持つ人がいらっしゃいました。
痛みに苦しみ意識が朦朧としていた身内に、少しでも安らかになってほしい……という思いだったのです。
ところが、レスキューレメディを与えたところ、朦朧としていた意識が戻ったため、その患者はかえって病の痛みに苦しまなければならなくなってしまったのだとか。
そのため、お亡くなりになって時が経った今でも「私がフラワーエッセンスを使ったために、家族をさらに苦しめてしまったのではないか」という思いに悩み苦しんでいるそうなのです。

その質問に応えるようにして、スティーブさんは、ご自身のお母さまを看取った経験を語ってくれました。

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