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Elm・ビフォーアフター

今の自分に必要なフラワーエッセンスと、その期間中のテーマを導き出すために、定期的にセルフ・トリートメントを行なっています。
そのセルフ・トリートメントで、以前「エルム」が導かれたことがありました。

エルム(Elm)

科属/ニレ科ニレ属
学名/Ulmus procera
和名/オウシュウニレ
花期/2月〜3月

12-7-9選択法/セカンド19:毎日の生活で起こる感情の起伏を表すエッセンス
7グループ選択法/落胆あるいは絶望している時に
製造法/煮沸法:できるだけ多くの木から花のついた小枝を切り取る

良い仕事をしている人です。人生での務めを果たしたいという強い衝動に従って、重要なことをしたいと望んでいます。しかも、これは大抵、人類全体のためになることです。
けれども時として、自分の引き受けた仕事があまりに困難で、人間の力の及ぶものではないと感じて憂鬱になることがあります。

エドワード・バッチ著作集収載「12ヒーラーズとその他のレメディー」BABジャパン)

かつて、イギリスの田園風景を象徴する木であったエルムは、オランダエルム病によりその多くが死んでしまいました。
絶滅をまぬがれた若木が、現在は再生しています。

1935年の初め、フラワーエッセンスの研究を達成させることに不安とあきらめを感じていたバッチ博士は、仕事をやり通す力と確信を、この木に見いだしたとされています。
つまり、この植物は“自分に課されている仕事(使命)をやり遂げる”ためのエネルギーを秘めているのです。

信念を貫いて一生懸命に仕事に取り組んでいた人が、あるときふと自分のやり方に不安を抱き、弱気になってしまう。
……そんなときにエルムのエッセンスが助けになります。
無力感にとらわれている状況から復活し、奮い立たせてくれるのです。
何をすべきか、自分に課されている仕事と責任が明確になり、再びその課題に取り組む意欲を取り戻すことができるでしょう。

エッセンスのメッセージに思い当たるフシは……大ありでした(汗)。
当時の私は、金銭的不安を抱える中で「生活を維持するためには、信念を曲げなければいけないのか? 自分らしさを発揮して豊かに暮らすことはできないのか!?」という疑問を抱いていたのです。
また、エルムが導かれたこれまでのパターンを思い返してみると、自分に自信が持てなくなっている時期が多かったように感じられました。

このタイミングで、このエッセンスが出た意味。
きっと「自分のスタイルを貫く」「自ら選んだ課題に取り組む」を、揺るぎない信念を持ってやりなさい、ということなんだろうなぁ……。
そんなふうに考えながら、エルム期間をスタートさせたのです。

エッセンスを飲み始めると状況は一変。
仕事の依頼が舞い込んだり、新しいお客さまを迎えたりして、息をつく暇もないほど多忙な日々が続くようになりました。

それまでの私であれば、多忙な時期を乗り越えるためにやむなく食事を抜いたり、睡眠時間を削ったりしていたのですが、今回はなぜかそんな気持ちにはなれず。
無理して仕事をしても、募るのは虚しさばかりです。
心と身体を蝕むような仕事の仕方は、もう二度とやりたくない!……そう決心して、自分をいたわることを何よりも最優先にしたのですね。
結果的に、それが功を奏したのでしょう。
体調を崩して寝込みもしましたが、「忙しかった」というよりは「充実していた」という表現がしっくりきたのです。

ようやくメドがつき、ホッと一息ついた時点で気づいたのですが、それはちょうどエッセンス期間終了のタイミングと一致していました。
エルムは、多すぎる仕事量に押しつぶされそうだと感じたときに用いるエッセンスでもあります。
どうやら今回、私がエルムを必要としていたのは、こっちの状態だった(多忙を極めた)からなのかもしれません。
想定していたエルムの意味と働きとは多少異なっていたようですが、今改めて振り返ったときに、自分のスタイルを貫きながら乗り越えるという、エルムらしい対処法でやり遂げることができたんだなぁ……と思えます。

フラワーエッセンスが、どうはたらくのか。
置かれている状況から、どのような意味合いが読み取れるのか。
振り返ったときに改めて気づく部分も多いため、エッセンスを選び・用いただけで終わらせるのはもったいないかもしれませんよ。

いただいたサポートは、人々や地球の癒しと成長に貢献する人やモノ・グループへと循環させてゆきます。ひとしずくの水が大海へと繋がっていくように、豊かさのエネルギーをここから世界のすみずみにめぐりめぐらせていくためのファースト・ステップに選んでくださるのだとしたら、大変光栄です💫