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私的フィニアスとファーブ好きなエピソードランキングBEST100

先日、こんなニュースが飛び込んできた。



フィニアスとファーブに新エピソードが追加されるらしい!!!
これは嬉しい。全世界にいる推定50億人のフィニアスとファーブファンが皆涙を流して喜んだに違いない。もちろん私もその50億人のうちの1人だ。

この文章は、新しいエピソード40話が追加される前に、今の私が好きなフィニアスとファーブのエピソードTOP100をまとめておこうという内容である。
100%私1人の好み。偏ってるだろうし、定番エピソードが外れてたりすると思う。かと思えば定番エピソードが上位に食い込むこともあるかもしれない。
まぁ、いいでしょ…あんまり詰めないでください。

新エピソードが公開されるまでに、過去の話を振り返って見直す人も多いだろう。「こんな話もあったな~」程度に、ぜひ参考にしてみてほしい。そして気になったエピソードはぜひ改めてちゃんと見てみてほしい。

エピソード名の前に付く文字列は、シーズンとエピソード番号、そしてAパートかBパートか(前半か後半か)を表したものである。
シーズン1の1話、Aパートの「夏休みはジェットコースター!」なら、
1-1-A「夏休みはジェットコースター!」
という具合だ。
通し番号を用いて表現しているサイトも多いが、この文章ではディズニー+での探しやすさを考えてこの表記を用いた。


※注意!
今回のランキングは映画やスペシャル回(と私自身が判断したもの含む)を除いた。
以下の作品はランクインしないのでご了承ください。

・「フィニアスとファーブ / ザ・ムービー」
・「フィニアスとファーブ / ザ・ムービー:キャンディス救出大作戦」
・2-11「フィニアスとファーブ ベスト・ソング・カウントダウン」
・2-37「夏はキミのもの!パート1」
・2-38「夏はキミのもの!パート2」
・3-32「ペリーどこだ?パート1」
・3-33「ペリーどこだ?パート2」
・4-11「マーベル・ヒーロー大作戦 パート1」
・4-12「マーベル・ヒーロー大作戦 パート2」
・4-23「バック・トゥ・ザ・ムービー」
・4-27「夏を取り戻せ!パート1」
・4-28「夏を取り戻せ!パート2」
・4-29「ゾンビの街ダンヴィル パート1」
・4-30「ゾンビの街ダンヴィル パート2」
・4-31「スター・ウォーズ大作戦 パート1」
・4-32「スター・ウォーズ大作戦パート2」
・4-33「夏休み最後の日 パート1」
・4-34「夏休み最後の日 パート2」
・4-35「フィニアスとファーブ番外編 O.W.C.A.ファイル パート1」
・4-36「フィニアスとファーブ番外編 O.W.C.A.ファイル パート2」


100位から91位

100位 2-20-B「ファーブのマネマネ・ダンストロン」
フィニアスとファーブの2人が作る「ファーブのマネマネ・ダンストロン-9000」の造形が絶妙に気持ち悪いのが面白い。

99位 2-6-A「ペリーが卵を産んだ!」
ジェレミーだけは「ママの着ぐるみだ」とわかるのが面白い。

98位 1-2-B「裏庭ビーチ」
ドゥーフェンシュマーツ博士がリモコンを間違え続けるのが面白い。

97位 2-30-A「成功へのキーワード」
悪のチャリティー番組をパパが歯医者で見ているのが面白い。

96位 2-10-B「フィニアス一家漂流記」
「大量の洗濯物」の伏線が回収されるのがアツい。

95位 1-15-A「ザ・ベティーズ」
ペリーが博士の鼻を持って一本背負いするシーンが面白い。

94位 2-5-A「許されぬまばたき」
発明が消える原因にママの車が関係していると考えたキャンディスと、庭にいるフィニアスたちの「戻った!」「消えた!」「戻った!」「消えた!」の繰り返しが面白い。

93位 3-18-B「ファーブTV」
これで1話作ろうというチャレンジ精神がすごい。

92位 3-6-A「ケータイで瞬間移動」
「石にかじりついても」でウケたら鳴るアプリが反応するシーンが面白い。

91位 2-9-A「クイズにチャレンジ」
「クイズにチャレンジ」の内容が徹頭徹尾意味不明なのが面白い。

90位から81位

90位 3-23-B「どこでもトランポリン」
自滅ボタンがクーポンで50セント引きなのが面白い。

89位 2-3-A「巨大キャンディスあらわる」
バルジートが「あのさぁ、ファイヤーサイド・ボーイズもいるのかな」と言ったシーンが面白い。
悪のドゥーフェンシュマーツ社のテーマソングが生歌なのも面白い。

88位 2-20-A「写真で瞬間移動」
スケボーと一緒におじいちゃんの足も瞬間移動しちゃうのが面白い。

87位 3-16-A「ファーブ・ラテン語」
博士が間違えて3つの州の人たちに伝えた「普通の言葉で話せ」の言葉によって流行に終止符が打たれる流れが美しい。

86位 3-2-B「2人で一緒に」
「ペットの巨大ゴキブリとニンニクアイスクリームを合体させたもの」を紹介したときのペリーの顔が全てを物語っているのが面白い。

85位 2-8-B「史上最大の飛行機づくり」
ビューフォードの新聞ダジャレ(?)だけ完全にスベるのが面白い。


84位 2-31-B「レモネードとベストフレンド」
博士の宣材写真撮影時のコンディションが最悪だったのが面白い。
あの写真を使って絆創膏を作ったのも面白い。


83位 2-14-A「ザ・バルジートルズ」
ジェレミーがキャンディス以外の人たちに矢継ぎ早にあだ名を付けてまわるシーンが面白い。


82位 2-4-A「悪のゼリーモンスター」
「何でも悪に変えちゃうネーター」の光線が当たったものが、ゼリー、歯ブラシ、石鹸の3つなのが面白い。

81位 3-13-B「ラブマフィン・悪のコンテスト」
シンプルにパパがラブ・マフィンの最高指導者に選ばれるのが面白い。

80位から71位

80位 2-30-B「満月をなくそう」
水筒の利用量は大人になるにつれて少なくなる、という絶妙な気づきを得られるのが面白い。

79位 2-1「レーク・ノーズ・モンスター」
「動物たちが歌う秘密の川下り」が面白い。

78位 3-3-A「ダンヴィル・ハーバーのサメ伝説」
博士が海に入るのを失敗するシーンが面白い。

77位 3-16-B「ポテトパンケーキ・フェスティバル」
モンゴル軍とジャガイモのグレムリンが対峙する"間"が絶妙で面白い。

76位 1-10-B「フィニドロイドとファーボット」「The PANIC room」という言葉が面白い。

75位 2-2-B「世界に広めよう!靴ひもの先端」
シンプルに博士の昔の恥ずかしい動画の内容が面白い。

74位 2-18-A「ガキ大将のおきて」
博士のギプスに博士自身が「ペリー用」と書いたせいで、ペリーから寄せ書きを貰うためのスペースがなくなったところが面白い。

73位 2-13-A「ミクロでかくれんぼ」
生き残るためにバルジートがハエの死骸を着て暖を取っていたシーンが面白い。

72位 3-28-B「僕の頭脳を刺激して」
慌てるバルジートとそれを冷ややかに眺めるイザベラの対比が面白い。

71位 4-25-B「ネーター方式」
博士がサインに「呪ってやる」と書き添えているのが面白い。

70位から61位

70位 3-5-A「カンペキな予言」
シンプルかつしつこい爆発オチが面白い。

69位 4-22-B「男の子になったキャンディス」
ルーズヴェルトvsゴリラが面白い。

68位 4-19-A「お城でハロウィーン」
挿入歌のFoot Stomp Mash Up (パンツにリスがいるんだよ ~ Spa Day ~ 噂のリンダナのリミックス)がカッコイイ。


67位 1-12-A「ファッション界デビュー」
博士の高笑いのシルエットがあらかじめ壁に描かれているのが面白い。


66位 1-13-B「モジャヒゲの歌」
キャンディスがコケで完全にキマッちゃうのが面白い。


65位 4-16-B「キャンディスの勘違い」
アンジャッシュさながらのすれ違いコントが面白い。


64位 2-19-A「謎の物体をさぐれ」
博士が若き日のリンダ(ママ)に言われた「(征服するなら)世界っていうのも…悪くないけど…まずは3つの州から始めてみればどう?」という言葉を大事にしているのがエモい。


63位 3-11-B「ツール・ド・ファーブ」
博士が自分で仕掛けたコードを使った罠にかかる時に、一瞬MISIAみたいな頭になるのが面白い。


62位 3-19-前「近くて遠いママ」
家が2つになっている、というミステリー作品だったら怒られそうな仕掛けのせいで告げ口が失敗するのが面白い。


61位 2-5-B「カモノハシ・レストランでデート」
ビューフォードが「予約は昨日のうちにしてもらわないと」と言うのが面白い。


60位から51位

60位 3-12「いとこたちとのサッカー対決!」
イセンセ先生という名前が面白い。

59位 1-6-A「ビッグフットをやっつけろ」
Strudel cutie 4427 という名前が面白い。

58位 3-35「過去をふりかえりまショー」
ネーターの失敗集が面白い。

57位 1-11-A「ママの誕生日」
キャンディスが バビブベボで始まる楽器を網羅しているのが面白い。

56位 3-34-B「昨日やったこと」
博士が「かわいいプリンセス・キング」に輝いたのが面白い。

55位 2-9-B「ドライブは洗車場」
電気を帯びた「窒素の分子を圧縮した小さな塊」がビルのド真ん中を落ちていくのが面白い。

54位 3-1-A「走れ!キャンディス」
ドゥーフェンシュマーツ社のビルがトレーディングカード工場になりかけたのが面白い。

53位 3-29-A「デートの相手は親の敵」
オシャレネーターによってオシャレさを吸い取られた人たちのダサさが面白い。

52位 1-26-B「悪の帝国ドゥーフェニア」  
国歌の終わり方が急で面白い。

51位 4-13-A「ありがとうカール」
隣の家のおばあさんがピラミッド詐欺で逮捕される大どんでん返しが面白い。


50位から41位

50位 3-27「ミープにめぐり逢えたら」
博士が「それなりに可愛いが抵抗できないほどの可愛さじゃない」姿に変わるのが面白い。

49位 4-21-A「科学の基礎講座ドゥーフ101」
ジョニーがエージェントPを見て「うわっ!なんなんだあいつ!」と至極真っ当な感想を述べたのが面白い。

48位 4-17-B「完璧じゃないピクニック」
ヴァネッサとキャンディスが歌うEDのロックver.「ダッキー・モモのテーマ」が最高。

47位 3-15-A「フィニアスとファーブのタワー脱出」
タワーの「このままじゃ年金もそこで受け取ることになりそうだな」というセリフが面白い。

46位 3-26-A「夢の中では天才発明家」
「もう一度やれるもんならやってみろ!」と言った博士がもう一度蹴飛ばされるのが面白い。

45位 3-30-A「カモノハシ・ドゥーフェンシュマーツ」
カモノハシになった博士のビジュアルが可愛い。

44位 3-24-B「友情って不思議」
ビューフォードがバルジートの家にツバを垂らしてやるのが面白い。

43位 1-7「タイムマシン大作戦」
キャンディスとキャンディスにそっくりな恐竜が叫び出すのが面白い。

42位 3-31-B「ダンヴィルへの道」
博士がバスの中で1人で喋り続けるのが面白い。

41位 4-8「野生のペリー」
植物園の会員カードは写真のチェックがないから他人に貸しても大丈夫だ、というスレスレのあるある(?)を摂取できるのが面白い。


40位から31位

40位 3-10-B「ドライブ旅行」
爆発の威力がとんでもなくて面白い。

39位 1-5-B「女優キャンディス」
キャンディスが"ムービーマジック"によってブロンド美女になるのが面白い。

38位 2-33「SFファンタジー集会」
ダッキーモモの「I HATE PEOPLE!」がジワジワくる。

37位 2-10-A「かえってきて!ペリー」
キャンディスの「ペットにビーバー飼ってるわけ?」という言葉に対しておばさんが「カモノハシ飼ってるくせに」と言い返すシーンが面白い。

36位 3-19-B「落ち葉でスフォール」
ラストのペリーの驚いた顔がかわいい。

35位 3-22-A「エージェント・ドゥーフェンシュマーツ」
カモがスッ…と引っ込むのが面白い。

34位 2-36-A「キャンディス、王女になる」
王女になったキャンディスが金貨の上を裸足で走るシーンが面白い。

33位 2-28-A「フィニアスとファーブに大変身」 
キャンディスに引っ張られてめちゃめちゃ伸びるフィニアスとファーブの顔が面白い。

32位 2-6-B「テレビゲームの世界へようこそ」
「コティヨン、舞踏会だ」の天丼が面白い。

31位 2-4-B「名探偵キャンディス」
博士が陸地に不時着するのが面白い。

30位から21位

30位 2-31-A「キャンディスの一日市長」
ロジャーが博士との約束の時間に間に合わせる気がなかったのが面白い。

29位 1-6-B「ツリーハウス対決」
博士の「ヴァネッサ、カモノハシだ。カモノハシ、ヴァネッサだ」の早口が面白い。

28位 2-35-B「ベッドで風邪をふきとばせ!」
「ゴミの山に落ちたら手に糊がついてレコードくっついた」という歌詞が面白い。というかこの歌が全部良い。

27位 1-10-A「黒騎士の伝説」
博士がペリーの変装に騙されロイド・ウェクスラー博士だと勘違いするシーンが面白い。

26位 4-6「アメリカ=カナダ合同作戦」
博士が靴紐のおかげで神回避を魅せ続けるのが面白い。ペリーのプロとしての姿勢とエージェント・ライラに心を開いていく感じがカッコイイ。

25位 3-23-A「仕事場にラブ・ハンドル」
「今日の合言葉は」が今日の合言葉なのが面白い。

24位 1-23-B「科学発表会番外編」
「キャンディスやっつけてラッキー、バッドフレンド不愉快、ステイシー」が面白い。

23位 2-8-A「弟たちの発明対決」
博士のカップスタッキングの世界記録が(非公式ながら)キャンディスによって塗り替えられるのが面白い。

22位 1-9「ドッキリおばけ屋敷」
鍵を探す博士がずっと面白い。

21位 1-1-A「夏休みはジェットコースター!」
キャラクターの性格や世界観が浸透しきっていない1話目からちゃんと面白いのが凄い。


20位から11位

20位 2-12「タイムマシンで大騒ぎ」
イザベラおばさんと呼ばれ「フィニアスと結婚してるんだわ…!」と喜ぶイザベラに対して「ファーブの方かもよ?」と言う未来のキャンディスが面白い。

19位 2-21-A「ロボット緊急出動」
パパのロボットを操作するために蘭仏辞典と仏英辞典を駆使するペリーが好き。

18位 1-21-A「監視カメラに写っちゃった」
ノームにディスクを奪われ呆然とするキャンディスたちが面白い。

17位 1-20-B「カモノハシ・キャンディス」
「ピクルスも~肉も~うまい~楽しいランチ、スラッシー・ピエロ~」のジングルが面白い。
というかこの回はずっと面白い。

16位 3-11-A「スキドリー・ウィファーズの女王」
博士の脚に消火栓が埋まっているのが面白い。

15位 2-36-B「キャンディス大ピンチ!?」
「Candace Party (Intimate Get Together) 」が面白い。フィニアスとファーブの全曲の中で1番好き。

14位 1-1-B「キャンディスの誕生日」
ラシュモア山に掘られたキャンディスのフィット感が面白い。

13位 1-20-A「ミニ・ゴルフ・コース再建計画」
「必要なら『悪いことを企んでます』っていう報告書にサインしてもいい!」という博士が面白い。

12位 2-39「ジェットコースターザ・ミュージカル」
基本的に1-1-A「夏休みはジェットコースター!」をなぞっているだけなのに、ミュージカルという性質と2シーズンで深まったキャラたちへの思い入れのおかげでさらに面白くなってるのが凄い。

11位 3-4「祝!フィニアスの誕生日」
「~する度貯金してたら、今頃大金持ちだ」という言い回しが面白い。

10位

4-2-B「新年おめでとう!」

基本的にフィニアスとファーブという作品のテーマが「夏休み」である以上、季節が冬の作品は実はあんまり好みではなかったりするのだが、そこを差し引いてもこのエピソードはかなり好き。
どこが好きかと問われればそれはもう1箇所で、「ペリーが博士の計画を阻止しない」ところである。新年の誓いは誰も守らない、というお決まりのルールを知らなかった博士と、知っていたからこそ博士を止めなかったペリー。最後には仲良く吹き戻しで新年を祝う2人の関係性が、やっぱり好き。
最後の歌も良いし、みんなのダンスも良い。ニューイヤーボールにおじいちゃんおばあちゃんの姿が映るのも良い!新年の清々しさが存分に味わえる素敵なエピソード。

9位

2-32-B「80年代復活コンサート」

この回はとにかくフリン・フレッチャー一家の家族愛が素晴らしいなと。ポップスターに返り咲くリンダナに、釣り合う男になるために頑張るボーイズたちがカッコイイ。「噂のリンダナ」もいいけど、「カノジョはエイリアン」が最高。普段は冴えないパパだけど、ふとした瞬間に見せる「父親らしさ」や「男らしさ」が、なんかいいよね…
博士の宇宙人コスプレ、絶妙にキモいのが最高。

8位

1-4-B「あこがれの一発屋」

まぁ私が今一度説明する必要もないだろう。「ギチ・ギチ・グーは愛してる」がなかったら、もしかしたらフィニアスとファーブの認知度はもっと低かったかもしれない。それくらい偉大な曲のひとつだと思っている。

とはいえこのエピソードの魅力は曲だけでない。「ウサギのマーティとミキサー音楽」やエンディングのようなわかりやすい面白ポイントもあり、エレベーターの音楽とか小ネタもある。それにフィニアスとファーブ、キャンディスの仲の良さが見えるエピソードでもある。フィニアスとファーブに初めて触れる人にはもちろん、改めて見返してもちゃんと面白く、「フィニアスとファーブらしさ」全開のエピソード。

7位

1-22-B「巨大アート」

ドゥーフェンシュマーツ博士はいろいろ歌を歌うが、このエピソードの「 (I Must)Impress My Professor(先生を唸らせろ)」がダントツで1番好き。コーラスが入ってくる場面で絶対笑っちゃう。ミュージカル特有の「大サビはゆっくり入る」あの感じも最高に面白い。縛られているペリーが手を出して拍手して、また自ら縛られる感じも良い。この作品は全体的にツッコミの余白を残してくれているのが親しみやすい理由のひとつだよなぁ。
博士と恩師ヘバーリック博士のやり取りや、ペリーがただのカモノハシに戻りそれに騙される博士、ダムの歌がなくなる瞬間などなど、細かな笑いを誘う瞬間が等間隔で押し寄せる。かと思えばラストには博士とペリーの素敵な関係性が垣間見えたり…
もちろん本筋の話、ジャンゴとお父さんの親子愛も素晴らしい。全体的に私の好きな雰囲気で話が進むのが良い。

6位

4-9-B「イザベラの誕生日」

このエピソードはステイシーとペリーの不思議な関係性が面白い。シークレット・エージェントのペリーと、家族を愛し家族に愛されるペットのペリー。その狭間の顔が見える感じが良い。ステイシーに焦点が当たる回はかなりの確率で神回(1-20-A「ミニ・ゴルフ・コース再建計画」など)。
シリーズお決まりの「薬局のおじさん」の件(くだり)に博士自身が触れていることの価値も高い。
意外な2人に意外な絆がある展開、好きだわぁ…エンディングのステイシーの慌て方も最高。

5位

2-18-B「ファインディング・メアリー」

これまで散々言ってきた「家族愛」の話。「そんなに悪いパパじゃない」が好きすぎる。ヴァネッサが7歳の頃の話をずっと覚えていて、メアリーちゃん人形を探し続けていた博士の娘への愛情…!「私は悪の科学者だし、別れた妻の金でインターネットショッピングをしたりするが、お前のことはとても大切に思っているんだよ」という博士の言葉が、とても良いなぁ…博士が複雑な家庭環境で育ってきたことも知ってるから尚更。
最終的にヴァネッサが「女の子から人形を奪って泣いているのを放って」おくという悪の一面を見せるのに、ある種の親孝行だなと感じる。
博士が作ったネーターがロブスターのケージを開閉するための装置だったりと、面白もきちんとあって良い。

4位

4-26「もう子供じゃいられない」

現時点での最終回。ティーンエイジャーになったフィニアスとファーブたちの将来の話。だから、未来の、将来の話。ややこしいな。
真の最終回は「夏休み最後の日」だ、という意見がある。わかる。わかるんだけど、実際の人生を軸に考えたら、こっちの方が最終回に近いんじゃないかと思う。だから私的には、これが真の最終回。まぁ確かに、時間軸を急に飛ばしちゃうのはご法度に近いことなのかもしれないけれど…
正直なところ見る度にウルっと来ちゃう。もう子供じゃいられない、というタイトルに自分が重なるから。あんまり言うと年齢がバレるから深くは言わないが、フィニアスとファーブと共に成長してきた子ども時代だった(正直なところこの歳になっても笑いながら「フィニアスとファーブ」を見ているとは想像もしなかった)。常にフィニアスとファーブがあった子ども時代の終焉が、このタイトルに詰まっている。だからこの話は好き。同じ気持ちの人、きっとたくさんいるんじゃないか。

3位

1-23-A「科学発表会」

ただただひたすら面白い回。ずっと面白い。何を隠そう、私が初めて見たフィニアスとファーブのエピソードが1-23「科学発表会/科学発表会番外編」である。そういう思い出補正も、ないとは言いきれない。が、それを抜きにして考えてもこの回は面白い。面白全振り。情けないモードのバルジートと重曹の流れ出る火山に負け続ける博士、両軸の主役が同時並行で面白い。エピソードに全く関与のないキャンディスすら面白い。登場人物全員面白い奇跡。博士がオヤジみたいな低い声で怒鳴る女性に殴られるシーン、何回みてもヒィヒィ笑っちゃうな。このエピソードにおけるあの描写の必要性って1ミリもないだろ。そういうのも含めて面白すぎる。
火星へのゲートも、超巨大重曹が流れ出る火山も、キャンディスのバイト採用バトルも、3つともちゃんとオチてるのが凄い。

2位

1-14「バンド再結成」

おそらくほとんどのフィニアスとファーブファンが上位に挙げるのではないだろうか。ママとパパを中心としたフリン・フレッチャー家の家族愛もさることながら、博士とヴァネッサの家族愛も描かれているのが大好き。何回も言うけどさ、ヴァネッサのために頑張る博士の姿、好きなんすわ…あと博士とペリーの協力回ってのもポイント高め。
シリーズを代表する曲、「君はこころの友」は何度聴いても良い。まぁ「あこがれの一発屋」同様、私が改めていろいろ言う必要もあるまい。紛れもない名作。

1位

2-14-B「巨大ストアで争奪戦」

この回はピザジウムライトをめぐって、ヴァネッサ&ファーブ vs バルジート&ビューフォード vs キャンディス&ステイシー vs ペリーが四つ巴で争奪戦を繰り広げる話。
発明も、ネーターもなし!なのに面白い!
フィニアスとファーブの真の面白さ、それは「この街には、いろんな人がいるよ」ということが描かれているところだと思っている。いろんな人の日常が意外なところで交差したり交差しなかったり、その" 紙一重 "感が絶妙で、面白いなぁと思う。あの巨大ストアの空間にフィニアスとファーブとペリーと博士とキャンディスとステイシーとヴァネッサとビューフォードとバルジートが集結してるって、冷静に見ればかなり奇妙だ。
このエピソードの凄いところは、2軸の主役同士と言えるフィニアスとドゥーフェンシュマーツ博士が空気なところ。両者のいないところで話が展開していく層の厚さ(厳密に言えば博士は大オチで使われるが)。フィニアスとファーブという作品が、きちんとそれぞれのキャラクターのパーソナリティによって保たれているというのが再確認できる面白良いエピソード。 
ということで私が選ぶフィニアスとファーブで最も好きなエピソードは「巨大ストアで争奪戦」でした!!!当たった人いる?是非友だちになってください。


終わりに

さて、いかがでしたか。皆さんの好きなエピソードはランクインしていただろうか。だいぶ雑に走り抜けた感があるが、自分としても自らの好みをちゃんと知ることができて楽しかった。マジでフィニアスとファーブ見る度貯金してたら、今頃大金持ちだっただろうな。
そして、お前ドゥーフェンシュマーツ好きすぎだろという気づきを得られたので、今後の参考にしていきたい。
このランキングを見た人が興味を持って「フィニアスとファーブ」を見直してくれたら、こんなに嬉しいことはない。

そして、新作エピソード40本。
願わくば、今回1位に輝いた「巨大ストアで争奪戦」が、次にこのランキングを作る際には41位になっていることを…つまり新作40本がごっそり1位から40位までを総ナメにしてくれることを…とにかく面白い話がたくさん見られることを期待したい。


キャプネモのTwitter



おまけ 私的フィニアスとファーブ好きな曲ランキングBEST10

10位 My Goody Two-Shoes Brother[何よりも嫌な兄弟](1-6-B「ツリーハウス対決」より)

9位 Carpe Diem[カーペ ディエム](2-39「ジェットコースター ザ・ミュージカル」より)

8位 Punky Momo(4-17-B「完璧じゃないピクニック」より)

7位 Alien Heart[カノジョはエイリアン](2-32-B「80年代復活コンサート」より)

6位 You Snuck Your Way Right Into My Heart[君はこころの友](1-14「バンド再結成」より)

5位 Happy New Year(4-2-B「新年おめでとう!」より)

4位 Foot Stomp Mash Up(4-19-A「お城でハロウィーン」より)

3位 Not So Bad A Dad[そんなに悪いパパじゃない](2-18-B「ファインディング・メアリー」より)

2位 (I Must)Impress My Professor (1-22-B「巨大アート」より)

1位 Candace Party (Intimate Get Together) (2-36-B「キャンディス大ピンチ!?」より)

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