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長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~選手編

いよいよ5月5日(金)・6日(土)、B2プレーオフクォーターファイナル(準々決勝)がはじまります。
長崎県のスポーツ史に残る特別な2日間と言っても過言ではありません。
環境が許せるならぜひ普段見ていなかった方も見て欲しいです。
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今回はこれまでヴェルカの試合を見ていなかった向けに長崎ヴェルカの選手の紹介をさせていただきたいと思います。

#1 松本健児リオン

ポジション:シューティングガード(SG)
身長:183cm
バッシュ:ナイキ

ヴェルカ契約第1号の選手。
アグレッシブでチームに勢いをもたらすディフェンスと、速さと切れ味を備えたB2屈指のドライブが持ち味。
90年代のNBAのケビン・ジョンソン(フェニックスサンズ)ぽさがあります。
フリースローやミドルジャンパー、スリーポイントはちょっと苦手な傾向ですが彼のフリースローとスリーの確率が上がるとより勝利は近づきます。


#2 小針幸也

ポジション:ポイントガード(PG)
身長:172cm
バッシュ:アンダーアーマー※
(※レギュラーシーズン終盤時)

ディクソンジュニアタリキ選手の長期離脱を受けて2月から途中加入した選手。
加入当初からプレータイムをシェアされていて信頼と期待値の高さが伺えます。
小柄なプレーヤーらしくクイックネスを活かしたドリブルはもちろん、シュートバリエーションも豊富。
(外からも打てるSLAM DUNKの宮城リョータみたいな感じです)


#3 山本エドワード

ポジション:ポイントガード(PG)
身長:174cm
バッシュ:エゴザル

36歳。
ヴェルカの精神的支柱であるベテラン選手の一人。
全身を使って放たれる感じのスリーポイントは苦しい場面でよく決まります。
2016-17シーズンB2スリーポイント王。今シーズンB2スリーポイント300本達成。
プレーオフでは山本選手の"経験値"もヴェルカの武器になるはずです。


#4 狩俣昌也

ポジション:ポイントガード(PG)
身長:178cm
(SLAM DUNKの木暮、清田信長と同じ身長)
バッシュ:プーマ

今シーズンのB2リーグスリーポイント王。
感覚任せではなく、ゴールのバックボードも使ってシュート確率を担保できる「巧さ」は必見です。
オフェンスチャージングを誘発したりするクレバーなディフェンスも見所です。


#5 マット・ボンズ

ポジション:パワーフォワード(PF)
身長:196cm
バッシュ:ナイキ

今季B2リーグ得点王とスティール王の二冠に輝いた長崎ヴェルカのエース。
ただ、プレースタイルは身体能力任せに派手なわけではなく丁寧で堅実。
ダンクをあまり行わず着実にゴールにボールを沈める様はNBA往年の名選手で「メイルマン(郵便配達員)」と呼ばれたカール・マローンを彷彿とします。
声がイケボ。これまたNBA往年の名選手スコッティ・ピッペン(昔マツダデミオのCMに出演していました)の声にちょっと似ている気がします。


#9 パブロ・アギラール

ポジション:センター(C)
身長:204cm
バッシュ:ナイキ

昨シーズンB1リーグのスティール王。
奇しくも同じスペイン出身のVファーレン長崎所属のファンマと同じ背番号9を背負っていますが、コートでの存在感も同様にパブロ選手がいるいないではヴェルカのバスケが変わります。
高さはもちろん、パスセンスもありパブロ選手がいるとヴェルカの攻撃は多彩になります。
攻撃を組み立てられるセンター。
黒子のバスケの木吉みたいな存在。


#13 ディクソンジュニアタリキ

ポジション:ポイントガード(PG)
身長:182cm
バッシュ:ナイキ(?)

今季シーズン序盤から怪我による長期離脱になり、おそらくプレーオフも厳しい見込み。
リハビリ中かなりフィジカルを鍛えているようなので復帰時にさらに進化した姿を見せてくれそうです。


#14 髙比良寛治

ポジション:シューティングガード(SG)
身長:183cm
バッシュ:ピーク

チーム唯一の長崎出身選手にしてチームキャプテン。
プレースタイルは松本選手と似た感じですが、スピードの松本選手。パワーの髙比良選手と言った感じで強気にゴールへ向かってバスケットカウント(得点が認められた上にフリースローが1本ついてくる)を取るのが得意。
シーズンが進むにつれ、スリーポイントのフォームが序盤よりスムーズになり精度も上がっている印象です。


#15 ジョーダン・ヘディング

ポジション:シューティングガード(SG)
身長:188cm
バッシュ:ナイキ

オーストラリア出身でフィリピン国籍。
代表にも召集されるアジア特別枠選手。
(コートに立てる外国籍選手は外国選手2名+アジア特別枠1名)
スリーポイントの名手である山本選手、狩俣選手とも異なる、一度見たら忘れられない独特なフォームのスリーポイントシュートは当たり出すと止まりません。
スリーポイントだけでなく、自身でもドライブからゴールへのアタックや意表をつくパスを出せる
「主役を張れる」ハイスペックなプレーヤー。
身体能力も高く、両手ダンクも出来ます。


#22 近藤崚太

ポジション:シューティングガード(SG)
身長:190cm
バッシュ:アシックス

身長がSLAM DUNKの海南の神と同じ。
フォームも神のように美しいスリーポイントシューター。
シュートが落ちる時のボール予測が良く、コートにいる時はリバウンドやルーズボールへの粘りをもたらします。
今季は不運なタイミングで怪我などに見舞われ悔しいシーズンになったと思いますが、プレーオフ出場時にはコートの外も巻き込む熱さをもたらしてくれるはず。


#23 野口大介

ポジション:パワーフォワード(PF)
身長:196cm
バッシュ:アンダーアーマー

39歳。
経験と技術で相手チームのビッグマン(身長が高い選手)と渡り合い、走り、オープン(マークがいない)な場面ではスリーポイントを沈めます。
スリーポイントがチームスタイルの肝であるヴェルカにはスリーポイントを打てる選手・名手が揃っていますが
野口選手がスリーポイントを放つフォームとボールが描く高いアーチ。そしてリングに触れずにゴールがネットを揺らす一連の軌跡は必見の美しさです。


#27 ウィタカ・ケンタ

ポジション:パワーフォワード/センター(PF/C)
身長:202cm
バッシュ:ナイキ

ポテンシャルを期待されて今季加入したチーム2番目の長身選手。
SLAM DUNKの魚住と同じ身長。
ヴェルカのスタイル5アウトへの適応に苦しんだシーズンかもしれませんがゴール下(ペイントエリア)での戦いがより熾烈になるプレーオフで、その高さは大きな武器です。
オフェンス時、強気なゴールへのアタックを期待。


#34 ジェフ・ギブス

ポジション:パワーフォワード/センター(PF/C)
身長:188cm
バッシュ:ナイキ

V・ファーレン長崎に在籍した玉田圭司氏と同じ1980年生まれの42歳。
プレー年数と実績は日本国内バスケリーグにおいてレジェンド。
高さが絶対的アドバンテージとなるPF、Cというポジションにおいては188cmは小柄(実際にはもう少し低い気がする)ですが、ウィングスパン(腕の長さ)と屈強な体格、そして身体能力で2m級のビッグマンを圧倒。
SLAM DUNKの山王の河田兄(丸ゴリ)を実写化したようなプレースタイル。
正直このギブス選手のプレーを観れるだけでもお金を出す価値があります。
勝負所ではマイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズなどの偉大な選手のような強さを見せます。
レギュラーシーズンでも圧巻でしたがプレーオフではさらに高い次元と集中力を見せてくれるでしょう。


#36 榎田拓真

ポジション:シューティングガード(SG)
身長:184cm
SLAM DUNKの三井や牧と同じ身長
バッシュ:アシックス

大卒2年目の選手。
シーズン後半頃からディフェンスやルーズボールへの集中力で信頼を得てプレータイムを伸ばすと、守備面では流れを変え攻撃面では速攻の勢いを加速させる欠かせない戦力に。
身体能力が高く、空中で背筋からもう一段階伸びるようなダンクも出来る。
速攻やゴール下のスペースに飛び込んで(カットイン)からの得点シーンが多いですが、ドライブやスリーポイントを強気で続けられるようになるとさらにブレイクしそうです。


#90 山崎凛

ポジション:シューティングガード(SG)
身長:194cm
バッシュ:アシックス(?)

青山大学在学中の特別指定選手。
特別指定やチーム最年少であることを忘れそうになるくらい、強気なプレーが特徴。
クラブでのポジション表記はSGとなっていますが、起用される時はSFやPF的な役割であることが多いような気がします。
リバウンドや大型の選手とのマッチアップにもアグレッシブさを見せてくれます。

と、書きましたがあまりわかりやすく無いですね。

ヴェルカのTwitterアカウントで各選手のプレーハイライト動画サイトがリリースされているのでそちらもぜひ。

↓(ギブス選手編)

THE FIRST SLAM DUNKに匹敵するドラマと面白さが体感できるB2プレーオフ。

ぜひご覧ください!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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