V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第12節2023.4.22 VSいわきFC
今回は現地に行ってきました。
いわきまでは居住地まで特急ひたちを使って4時間足らず程度。
日帰りも十分可能な距離なのですが、はじめての地なので前日入りに。
昔常磐線沿線に棲んでいたのですが、常磐線車内に貼られている常磐線路線図の「水戸から先」が気になっていたんですよね。
気になったきっかけは2004年にたまたま深夜に放映されていたのを見た
フジテレビNONFIXの「その先の私を見に。」という番組。
堀北真希さんが鉄道を乗り継いで旅をするドキュメンタリーだったのですが、それを見て鉄道の旅に憧れを持っていました。
日頃使っていた常磐線。仕事で水戸までは行ったことがあったのでそこから先が気になっていたんです。
しかしこの日まで実行には移さず。
気づけば20年近くの歳月が笑
きっかけをくれてありがとうV・ファーレン長崎。
ありがとういわきFC。
あ、ちなみに「その先の私を見に。」堀北真希さんの出演の第2弾は九州が舞台です。
佐世保も出てきます。
今本編を見るのは中々難しそうですが、機会があればぜひご覧ください。
1日目~
行きの常磐線は普通列車で。
平日の日中だったので水戸までの車内は人もまばら。
冷静に見てこの乗車率でこの車両数と本数運行するのってすごいなと思ったり。
水戸に着くと10分ほどの接続時間でいわき行きに乗り換え。
水戸出発時のいわき行きは思ったよりも乗車率がありました。
水戸から揺られること1時間20分ほどで最初の目的地「湯本駅」に到着。
駅舎などは写真に収めるの忘れていました。
こじんまりした駅ですが、待合スペースが広かったり(2Fもあった模様)外にもベンチがたくさんあったり足湯もあったり、ゆったりした雰囲気の素敵な駅でした。
湯本駅で降りた目的は、いわきFCのクラブハウスと商業施設が一体となった「いわきFCパーク」を見るためだったので、そこを目指して歩きます。
Googleマップ調べだと2.7km。約35分の道のり。
湯本駅からちょっと行ったところが中々の登りでしたが、歩道の道端は普通に広かったので歩きやすかったです。
ただ大荷物がある場合は駅のコインロッカーに置いて行きましょう。(預けなかった自分は激しく後悔しました)
歩くこと30分ほど。
いわきFCパークと同敷地内にある「ドームいわきベース」が見えてきます。
なんとなく日宇のジャパネット本社を彷彿とします。
平日や試合前日ということもあり人はまばらでした。
テナントもアンダーアーマーのショップと自転車屋さん、カフェの3店舗くらい。
2022年4月にアンダーアーマーの日本輸入代理店であり、いわきFCを運営していた株式会社ドームは伊藤忠商事傘下になりました。
いわきFCの運営に関して変わりがないことは当時声明もありましたが、施設の活用に関しては今後何かしらありそうな気がしなくもない印象を受けました。
とりあえず見ることが目的だったので滞在時間も10分ほどで来た道をなぞって湯本駅へ。
初めての道はゴールの景色がわからないので、長く感じますが帰りは早く感じますね。
湯本駅から二駅先。宿泊地のいわき駅へ。
宿泊先はホテル東洋さん。
年季を感じるホテルですが不便は特にありません。
泊まった部屋にコンセントが少なかったのですがフロントで延長コードをお借りできたので解決。
一息ついたら前日入りのもう1つの目的。
ランニングへ。
アウェイゲームで前日入りした時は旅先でランニングするのを目的の1つにしています。
とは言ってもまだ新潟、松本くらいしか走っていないのですが。
知らない道を走るとその土地の雰囲気をよりしっかりと肌で感じられる気がします。
上2枚の画像は国道6号沿いの風景です。
陸橋だったので時折今いる場所の高さを実感する景色があってちょっと怖かったです。
後悔の念が芽生えてきましたが戻るにも微妙な距離なので進むのみ。
国道6号線から県道26号線を南下して一先ず目的地の小名浜港付近に無事到着。
あと一時間早いスケジュールにしていればもう少し見れる場所があったかな、と少し心残りはあります。
小名浜からJR泉駅まで走りいわき駅に戻りました。
ホテルに戻ってシャワーを浴びて夜ご飯を食べに出たのですが、ここで問題が。
「酒を飲まないおっさんがひとりで入れそうな店がない」
誤解がないように言っておくと、おいしそうなお店はたくさんあるんです。
ただ、酒を飲まずに一人入るには入りづらい店が多い。
一件調べてあたりをつけていた蕎麦屋さんがあったのですが、クチコミによると看板メニューがメニュー表には載っていないらしく
「クチコミが嘘だったらどうしよう」
と日和って暖簾をくぐれず。笑
あてもなくさまよい歩くはめに。
もう松◯だとか吉◯家だとかす◯家でいいやと思ったのですが、それらが駅前には無いんですよね。
(そう言えば松江と似ている気がする)
最終的にちょっと歩いてマクドナルドで済ませました。
そして1日目は終了。
2日目~
ホテル東洋さんは朝食(食パン、ゆでたまご、バナナ)付きだったのでいただいて、いわき駅から湯本駅へ。
湯本駅に着くと昨日見たいわきFC応援の看板が今日の対戦相手へのウェルカム看板になっていてびっくりしました。
湯本駅で当日入りの方々と落ち合ってタクシーで試合会場のいわきグリーンフィールドへ。
アウェイに行くと某氏の有名ぶりの凄さを実感するのですが
その某氏が諸々装着しながら「いい歳してもうやめたいですよ…」と話していたのを耳にして
聞いてはいけないものを聞いた気がしましたが、やめたいのは「深夜バス」のことでした。
突っ込むのを忘れていたのでここで供養させてください。
10:30頃からスタグルがオープン。
敷地がコンパクトなこともありますが、すごい活気でした。
自分が初めて訪れたアウェイの山形のスタグルの並びと活気を思い出しました。
今回自分が購入したのは
どちらもすごくおいしかったです。
マルトさんは地元のスーパーチェーンだそうで、そういう所がスタグルに出店されているのは珍しい気がしました。
12:00入場直前にQR発券画面が表示されない個人的ハプニング。
スタッフさんから「一旦機内モードにしてから戻すと解決された方がいた」と話をいただいて行ってみたところ解決。
ビジター入場口のスタッフさんありがとうございました。
電波の問題かわかりませんが、同じような状況の方がちらほらいたようです。
QRをメールに飛ばしておく方法もあるらしいので今後活用したいと思います。
さて試合。
の前に単独パフォーマンスをセンターサークルで披露する、いわきFCのマスコット。
ハーマー&ドリー。
ベンチマークと言うか東京ドロンパと同じプロダクションでしょうかね。
改めて試合。
いわきFC 0-1 V・ファーレン長崎で勝利。
想像以上にフィジカルと走力に圧倒されました。
個人的には2017年や18年の湘南との対戦を思い出しました。
シュートを打たれること24本。
コーナーキックを浴びること19本。
散々攻め込まれましたが
瀬戸際からの鍬先選手のミドルシュートがDFに当たってこぼれた所の球際を
ファンマ選手が高木和選手に一瞬勝って決勝弾。
これまでだと耐えきれなかったような展開で勝ったのは本当に大きいと思います。
チームのメンタルが着実に成長しているようにも感じました。
そして試合後のカンターレ。
今季初めて現地で体感しましたが選手それぞれの表情がとても良くてあれは癖になりますね。
勝つこと、苦しいことを乗り越えて雪だるま式に大きくなるもの。
それが一体感なのかもしれません。
今節を終えてV・ファーレン長崎は自動昇格圏内の2位となりました。
この時期にこの順位に位置するのは2020年ぶりです。
残り30節。先はまだ長く必ず苦しい時もあるはずです。
ここからですね。
この状況をまた楽しんで行ければと思います。
最後に
グリーンフィールドからはシャトルバス(なんと無料)で湯本駅へ。
湯本駅から特急ひたちを経由して帰路に。
いい旅になりました。
長い内容となりましたが最後まで読んでいただいてありがとうございました。
現地観戦の皆様おつカリーレ!
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