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東京のビルめぐり 霞が関ビル

初夏の風が吹き抜けていった
午後の時間の日比谷公園、噴水があるあたりだった。
本当に初夏なのかは知らない
桜が咲いたのは、1ヶ月前だったと記憶している。
桜の花はずいぶん長いこと蕾のままに待ちぼうけを食ったみたいで
今年の桜の花は、少し気の毒な開花だったことが記憶に新しい。
今日 公園の噴水の回りでは、腕まくりのサラリーマンが汗を拭っている
高高度のジェット気流が蛇行を続けていると言うなら
列島の近海を流れる黒潮までもが蛇行する
ブリは日本中で豊漁で、ホタルイカも押し寄せていると聞く
ついこの間は、サンマが採れないと言っていた
地球温暖化が問題視されて長いが、改善の余地はどうなのだろう
さらに、今年は異常気象だと言う報道が毎年のように流されて
このところ異常がが常態化しているので、もはや異常でもない。

日比谷公園にて
2年前の桜
去年まであったNTTビルが見えた頃で日比谷公園

日比谷公園を霞が関にむけて斜めに突っ切り、厚労省を前に出て、左に折れる。歩道をづっと直進して経産省をかすめて、薬局のある交差点を渡らずに右に折れる。ランチタイムには人が並ぶ店が何軒か繋がるところ直進して、コーヒー屋のある信号を渡る。文科省の中庭を経てエスカレーターで上がると会計検査院の建物だ。ここを巻いて軒伝いに歩き霞が関ビルに横の小さな入口から入る。今入ったフロアは2階になり、1階に降りるエスカレーター側には行かずに、横の廊下を進む、左折して変形の自動回転ドアを抜けるとと、このビル独特のメインホールのようなリビーに出る。エレベーターシャフトが建物センターに並ぶ形の構造で、このエレベーターシャフトが広大なロビースペースを完璧に2分していて、そのためロビー自体は広くは感じない。けれど、そのデザインが何とも整然としていて、さらに、ワンフロア上にアクセスするような、小上がりの小さなミッドフロアからエスカレーターを介して上階にあがる、そのバルコニーの様なスペースに椅子が置かれている、所などは何とも落ち着くスペースだ。
同世代のビルが、建て替割る中で、このビルはリノベーションされながら使い続けられる利用が見て取れる。
ロビーから上がるそれぞれのオフィスフロアの造りも、明るく快適で、それこそ最新のオフィスビルと比較しても、むしろ格段に使いやすい気がするのだ。
私がロビーと呼んでいるフロアの下に1階のフロアがある、飲食店街とコンビニ、ちょっとしたフーフォコートの様なスペースに、車寄せ、そしてガラス張りの管理室などがあり、何ともこのビルが只者ではないと感じさせる。
もちろん、このスペースの飲食店もコンビニも、上階のコーヒーショップも含めて、パブリックスペースだけでも充分に素敵で、建築デザインの面でもここを訪れる価値は非常に高い気がする。

左が霞が関ビル
ロビーが好き
KASUMI DINNING入口
ヤクンカヤトーストのお店
これがカヤトースト おいしい
ミスターハングリー
BARBARA market place 325 KASUMIGASEKI
ダイニング側から上がる
この景色も好き
降りればダイニングへ
綺麗なビルです色褪せない建築美
窓からの景色 新橋を望む
この踊り場のような、ミッドフロアの空間がとても好き

こんな感じですね はい


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