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この国のチャンス

数に頼る時代がづっと続いている。
生産力は人口に比例し、購買力もまた同じだ。
以前もてはやされた、アップスケールマーケットは、幻想に過ぎず、人々は、安き方に向かい、大衆の支持はトレンドを形成する。大衆の数の前には、ピラミッドの頂点など、堆積に変化を与えない。ネット社会が、もたらすものは、旧態の商業を変えるのか? それももはや、マスへのリーチを容易くしたメリットが大きく、大量消費の可視化を和らげることができても、実態は変わらない。

ただ唯一変わったことがある。
それはこんな消費財だ クルマ マンション
以前は、購買時の価値がそのまま購入金額になり、富めるものが高いものを買い、貧しき者は、妥協の上に物を購入した。それが今日では、支払うものは、購買時の価格から、買い替え時の残存価格の差額という概念が一般化し、本来であれば、時間による価値減少と、金利負担による購買価格の上昇がというダブルパンチが、現在では低金利により実真質的な、大幅値引きなっていることもある。これによる、よく売れる、売れれば価格は上昇する。さらに、消費財ではないが、こんなことは言えまいか?
3000万の住宅を買う時、仮に自己資金があったとする。この自己資金で住宅の支払いをせず。低金利の住宅ローンで住宅を購入する。何故?現金があるのに借金をするか??
つまり、借金して、手元資金を使わないという、この発想に至った人が、例えば全日本の住宅購入者の中で、どの程度の割合で存在するか。
これが、ある意味肝となる。

いや、むしろ、借金しないで、家を買うべきと考える人の方が、多いのかもしれない。

残存差額 や 借金の金利と運用利回りの関係

日銀さんが、インフレでもなお、低金利を貫くならば、この国は チャンスかもしれない

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